【No26 毒親との対決にむけて。】
2019年8月17日(土)
毒親問題で困ったときは意識して完全に独りの時間をもつことが大事です。
なぜなら人間は独りの時間がないと客観的になれず主観的になるからです。
主観は「相手の問題」にしか意識がむきません。
毒親が相手であれば「親をどうすれば変えられるのか?」ばかりに気持ちが集中してしまい「自分のやるべきこと」が見えてこないのです。
主観的「だけ」になると毒親問題は克服できません。
客観的になれる時間(感情が乱れていない)がとても大切です。
感情が乱れていると誰が自分の味方で敵なのか?正しく判断できません。
(敵を味方と思い信頼すると大変な目にあいます。)
人間は「完全」に独りになれる時間(知り合いがいない空間)に1時間でも身をおき「私はどのように生きたいのか?」と自問自答すると、客観的な意識が芽生えます。
毒親は自分の責任を誤魔化す天才でもあるので、人間として正しく責任をとわれたとき「本性」をあらわして勝手につぶれていきます。
この「正しく責任を追及する」は被害者の主観100%では成立しません。
今までされた行いを客観的に認識・判断することで「許していいこと・許してはいけないこと」が分別できます。
この分別に毒親は恐れます。なぜなら子どもにたいして罪深い行いをしてきたことを心の奥底では気づいているからです。
独りになって「誰か」ではなく「自分はどうすれば納得できるのか?」の答えを追求してください。
追求して「これがしたい!これがしたくない!」が見つかって、行動してみて、結果に納得ができない場合でも、やり直しもできる。そして元に戻ることもできます。
一番の問題は「自分のしたいこと・したくないこと」を動機として動かないことなのです。自分が決まらないと責任は明確になりません。
自分の精神を盤石にしてはじめて人間は外の世界の存在と闘う活力がわいてくるのです。
カウンセラー本橋良太
☆お読み頂き誠にありがとうございます☆