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毒親の対処法 【No2 毒親は人間をやめているという深い理解】

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こんにちは、カウンセラーの本橋良太です。

この度は数ある心系のサイトのなかからご覧を頂き誠にありがとうございます。

はじめて「毒親の対処法」をご覧頂ける方は、ぜひこちら「No1 毒親が嫌がる言葉を口にしよう。」の記事をご笑覧頂いたのち、読み進めて頂ければ幸いでございます。

 

shanti2003.hatenablog.com

 

No2 毒親は人間をやめているという深い理解(2018年7月2日)

 

毒親問題で苦しむ人が理解しなければならないこと。

それは「人間は人間をやめることができる」という事実です。

 

人間をやめるとは人間性を完全に捨てるという意味になります。

 

シンプルに人間を判断すると「愛」or「恐れ」に別れます。

 

毒親は恐れで人間性を放棄している存在なのです。

 

無意識の心理にかくされた自分の恐れは、思考・感情・行動が未熟なレベルで顕在化されていきます。毒親は自分の人生にたいする恐れから目を離したいという欲求で自己無関心になりますので、未熟な行いを反省できません。

 

自分の未熟な思考・感情・行動・考え方を自己無関心から無視すると、人は次第に人間性を放棄していきます。人間性の放棄の果てが「人間をやめる」ということです。

 

人間らしさとは「愛」にもとづき自分を客観的に評価する姿勢を意味しています。毒親は恐れから自分の真実に盲目になっているので、主観的で感情的でますます「人間らしさ」を捨てていきます。

 

恐れで心がいっぱいになった毒親は子どもの存在にも無関心になります。毒親問題で大人になった子ども深刻に苦しむ(幼少期もですが)のは、親が人間をやめてまで「自分のことしか考えられていない自分に気づこうとしない」からです。内省の放棄といいます。

 

ですので毒親問題で苦しい人は人間は人間をやめれるという事実を受けいれる必要があるのです。

 

point【真実を受けいれる覚悟が解決に導く】

 

最後までお読み頂き誠にありがとうございました。

カウンセラー本橋良太