【No14 親が不幸なとき、どうするのか?】
2019年10月17日(木)
「私」の確立。
それしかありません。
では「私の確立」とは一体どんな状態なのでしょうか?
自分の体・心より外のすべての情報(親・学校の先生・友人・SNS・メディア)を盲信せず、ひとつの提案として受けとり、客観的に判断・意思決定しつづける日常のなかで育まれる盤石な自己精神をもつ「私」です。
盤石な精神は外の情報にふりまわされず、自分の人生を自分でコントロールしている確かな感覚を味わうことでしか「もっている」と感じられません。
また大人だから、学校の先生だから、総理大臣だから、お金持ちだから、有名人だからといって、その大人の精神が確立しているわけではないのです。
100歳の老人であっても自己が確立している人は、ほとんどいません。それが今の地球の現実でもあります。未熟な大人ばかりだから戦争がなくならないのです。マトモな大人が全員だったら、人を殺すなんて愚かなことをしません。そんなこと、あなたは赤ちゃんのころから知っていたはずです。
親が不幸という状態は子どもにとって過酷なストレスを日々、感じざるをえない最悪な状況を意味しています。
ただ必ず理解しなければならないことは、親の人生が不幸であっても、子どもには100%責任がないということです。(責任を感じようとするのは、あなたの愛が深いからです。)
親にたいして冷たい視線をおくりなさいといっているわけではありません。
自分よりも外の情報(親の不幸という情報)にたいして冷静に受けとめる必要があるということです。
冷静になれば状況が正しく分析できます。
主観的は感情論のみ必ずといっていいほど、判断を間違います。
たとえば親が貧困で困っているとしたら「なぜ、自分の親はお金の有無で困惑しているのだろうか?なにか解決はないのか?今、できることで収入を増やし・出費を減らす方法はないのか?」と分析するのです。
これは親が病気でも同じです。(カップラーメン・冷凍食品・外食・三食お腹いっぱい食べていれば、病気にならないほうが不思議です。)
人間に起きた不幸・幸福には必ず原因が存在しています。
その原因は「私が確立」していない状態であると現実的な解決方法ではなく、どうしても「その場しのぎ」・「根拠がない解決方法」・「なんとなく無責任でその話が終わる」状況に陥ってしまうのです。
こうやって人間は「思考停止」に陥り、日々の生活のなかで不幸を自ら濃くしていくのです。
親が不幸なのは、、、自分のせいかも、、、自分が生まれなければ良かったのかも、、、
なんて絶対に思わないでください。
それは真実ではないからです。100%お約束します。
親の不幸は親が克服する人生の問題です。
あなたはこの問題に「基本的」には立ちは入れない。
15歳。親が不幸なとき、どうするのか?
「私を確立」して自分はどうすれば幸せになれるのか?真剣に考えて行動して失敗しまくってください。トライ&エラーです。
(ゲームだって最初は下手です。失敗してうまくなっていきます。モンスターハンターのイヤンクックが強すぎるという感覚ですね。)
失敗(狭義の意味での)でも諦めず、15歳であっても真の幸福を求めて行動し続けること。
それしか親の不幸「問題」は乗りこえられません。
カウンセラー本橋良太
☆お読み頂き誠にありがとうございます☆