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コミュ障の対処法【No2 バカにされるのは自分自身をバカにしているから】

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数あるサイトのなかからご覧を頂き誠にありがとうございます。

カウンセラーの本橋良太です。

 

人間関係のコミュニケーションは「他人」ではなく必ず「自分」から始まります。人間は相手を指さしている間、自分のことを忘れる生き物なのです。

 

今回の「コミュ障の対処法」は少し厳しい表現をさせて頂いておりますが、深刻に人間関係に悩まれる方にご笑覧を頂ければ、、、うれしいです。

 

≪No2 バカにされるのは自分自身をバカにしているから≫

2018年7月9日(月)

 

自分を嫌っている人は嫌われます。

自分を恨んでいる人は恨まれます。

自分に無関心な人は愛されません。

 

人間関係はシンプルです。

 

外の世界は内の世界(自分が自分をどう評価しているのか?)で決まるのです。

 

自分を恨んでいるのに他人から恨まれないのは無理です。

自分が大嫌いなのに他人から嫌われないのも無理です。

自分を大したことがないと思っているのに、他人から評価はされません。

 

自分を「ないがしろ」にしている顕在意識を改める・「実は適当にあつかっている」無意識の自分に気づく、などの実践しなければ他人はあなたを「ないがしろにする・適当にあつかう」必要性を感じて、本当にそれを行います。

 

潜在意識・無意識のなかに存在する「自分評価」が内の世界と外の世界の現象を決めているのです。

 

コミュニケーションで困っている人は他人の問題提起をよく主張します。しかし外の世界は見なくていい・評価しなくていい・判断しなくていい・心を煩わせる必要もないのです。(もちろん無意識にそれらを行う自己を責める必要はありませんが)

 

とにかく自分・自分・自分です。

外の世界から強いネガティブな影響をあたえられても自分・自分・自分です。どこまでいっても自分だけなのです。

 

外の世界の問題(夫婦・親子・親戚・友人・仕事関係など)に苦しんでいる方は、被害を受けていることに集中して、自分のことを進めていない状況がとても多いのです。

 

たとえばですが、僕は家族が不誠実な人間にバカにされたり意地悪をされたりしても、そのネガティブな行いをした人を責めることはありません。(もちろん、状況にもよります)

 

こちらが誠実な行いをしているにもかかわらず、不誠実な行いをしてくる相手には100%無関心です。相手にしません。関わっているヒマはないのです。

 

問題は外の世界(家族を不誠実に攻撃してくる人)にあるのではなく「なぜ、私・私の家族は不誠実な人間に攻撃されているのか?」という内なる世界を見つめることでしか根本的な解決は得られないからです。

 

相手は変えられません。自分だけしか変われないのです。

この意識をぜひ肝にして頂きたいです。

 

ですので、僕は不誠実な存在に家族が嫌な目にあわされたとき励ます・叱る・注意するのは、家族だけです。なぜなら「今回、苛められたという出来事」のなかに登場する存在のなかでは、家族以外に関心がないからです。

 

家族を苛める人は見ていません・関心していません・僕は存在すら認めません。しかし苛められた家族を僕は真剣に見ています・関心しています・存在を尊重したいので「次、どうすれば苛められないのか?なぜ今回、苛められたのか?」・「次はどうすれば大切なあなた(家族)が苛められないのか?前向きに成長して欲しい」と伝えます。

 

そして僕も二度と家族が苛められないためにはどうすれば良いのか?という内なる世界を内省し改善し次のステップを見つめます。

 

外の世界に責任を求めていると自分が変われるキッカケが存在しても「気づけません」これは、とてつもなく人生で損をしています。

 

どんなに戦争が嫌でも、泥棒が嫌でも、不誠実な人間が嫌でもネガティブな人は必ずどこかで生きています。

 

たった一度しかない人生を与えられて「誠実に生きるのか?・不誠実に生きるのか?」は相手の自由意思に任せるしかありません。「誠実に生きなければならない」と相手の自由意思を奪うことは私たちにはできません。

 

その不浄な存在にかまっている時間があるのであれば、「二度と不誠実な人と縁がつくられない自分」に成長するために必死で生きれば良いだけなのです。

 

「あの人が悪い人だ!」と指をさす時間・エネルギーがあったら、「その悪い人と会ってしまった自分の問題」を根治するために時間、エネルギーを消費すれば良いのです。

 

point【自分を好きになれる努力をまずは100個始めよう】

最後までお読み頂き誠にありがとうございました!

カウンセラー本橋良太