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【人間関係を劇変させる!】 いつも人に誤解される・疎まれる人への対処法

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こんにちは、カウンセラーの本橋良太です。

 

数ある心のサイトのなから、ご覧頂き誠にありがとうございます。

 

この文章は「人とのコミュニケーションで苦しんだり、いつも誤解されたり疑われたり人間関係で深刻に悩んでいる人」のために本気で書かせて頂きました。(ちょっと厳しいかもしれません。謝)

 

なぜ、あなたは他人とのコミュニケーションがうまくいかないのか?

 

その原因は一つだけだと僕は確信しています。

 

それは「自分とコミュニケーションができていない」という根源的な問題が原因なんですね。

 

自分を信頼できない人は他人を信頼できません。

自分が好きではない人は他人を好きになれません。

自分を本気で知ろうとしない人は他人を本気で知ろうとしません。

自分を真剣に愛さない人は他人を真剣に愛しません。

 

よく聴くセリフかもしれませんが真実なんですね。

 

つまりコミュニケーション障害などは、自己信頼がない問題が原因となっているのです。

 

しかし、多くの人は「実は自分が自分を疑っている事実・恐れている事実」に気がついていません。真実から目を離さなければならない環境で育っているからです。

 

もっと厳密にお話しすれば自己無関心な状態になってしまっているのです。

 

さらっと自己無関心な人が多いといいましたが、この問題は世界が破滅してもおかしくはないほど不条理で凄惨な精神状態なんですよ。本当に。

 

なぜなら「あなたは自分に関心していませんね?」といわれても自己無関心な人は「???」な状態になってしまうからです。これが「自分の真実に気づかない恐ろしさ」です。「自分を見ていない事実に気づいていないのです。気づこうともしていないのです。」

 

【「私」が見えないと「他人」は見えない】

 

自分に関心がない状態に気づかないって、本当に危険な問題だと思いませんか?

 

自分に無関心という状態では絶対に自分を守ることができないからです。自分を守れない人は誰も守ることができません。守るどころか自分の足元で苦しみ非常に立場の弱い場所でもがいて、助けて欲しいと懇願している人にも無関心なのです。これが世界が破滅するといった僕の理由です。

 

自分という存在には思考・感情・考え方・意識・欲求があります。自己無関心とは自分という存在を構成するうえで欠かせない、これらの要素を「基本的」には無視しているということです。

 

自己無関心で生きている事実に気がつかない人は、自己が不在のため自分と正しくコミュニケーションすることは不可能です。

 

その結果、他人とのコミュニケーションも不成立になりお互いにストレスがかかる関係になってしまうのです。

 

人は人と出会って存在を受けいれ、感情の交流をして幸せを向上させていく生き物です。「うれしな」「楽しいね」「なんか悲しいね」「怖いね」などの感情を大切な人と共感し共有して、人は不幸を克服して幸せの道を歩むのです。

 

しかし自己無関心の自己の状態に気づかないと、他人と気持ちの共感・共有ができません。なぜなら自分が自分を理解していないので他人(考え方・気持ち)を理解することができないからです。

 

人間関係を健全化するためには、自己関心と自己信頼が不可欠なのです。

 

幸せな人間関係とは自己関心をもっている人同士の関係を意味しています。自己関心の人と自己無関心な人の人間関係は長続きしません。

 

そして自己無関心な人同士の人間関係は破滅していく、もしくは最初から「本当の意味」では関係すらしていなかったということです。肉体だけの出会いで心は出会っていないということです。(これは切ないです。しかし実際にいらっしゃいます。)

 

【心の交流がない関係はまだ出会っていない人同士】

 

感じる人は感じるかもしれませんが、僕の文章は「読んで頂いているあなたの心をノックしているような感覚」がありませんか?

 

僕は自分を愛していない事実に気づかず、人間関係で苦労されている方に強い関心をもっています。自己無関心な問題を克服して解放しなければ、世の中の人はまっすぐ地獄にむかっている状況と同じと確信しているので、本気で危惧をしています。

 

「ノックされている感覚」が関心されているという状態なんですね。ちなみに興味は肉体的な要素から生じるもので、関心とは違います。

 

関心をされると心のなかにエネルギーのようなものが入ってきて、「なにかを取り戻した感覚」になります。このエネルギーは心の問題や精神的なトラブルを解放する作用があるのです。

 

つまり、がんばっているのに、真剣に対応しているのに、愛そうと懸命なのに、相手を受けいれようと心を広げているのに、未熟な行いをされても許す気持ちがあるのに、いつも人から疎まれたり、疑われたり、避けられたりするのは、

 

関心というエネルギーがほぼ外の世界にいっているということです。

 

【自己関心は自分を真剣に愛するということ】

 

大切な存在は「相手」ではなく「自分」です。

 

まずは「自分」なんです。

 

人間関係の問題で苦しむ人は、外の世界を極端ほど、しばらくは意識しなくてかまいません。それよりも自分に関心して、自分とコミュニケーションをして自己信頼を最大限まで引き上げる努力をして頂きたいのです。

 

しかし、なぜ「自分」に関心できないでしょうか?

 

それは大人に「自己無関心になりなさい」と意識・無意識で圧迫されたからです。(このお話は長くなりますので、毒親関連の話をご覧頂ければ幸いでございます。)

 

自己無関心になった人は自己信頼はほぼ無いため、他人を恐れます。自分と信頼関係を構築できていない人は、不誠実な他人が現れたとき無力だと認識しているため、強い恐れを感じるのです。自分を守る力がない状況では、外の世界が脅威に感じるのは当然のお話なんですね。

 

この他人にたいしての恐れが迎合や依存をつくりあげていきます。

 

恐れを回避したい思いで表面的な行動をとっても、他人には違和感として伝わるだけです。これがコミュニケーション障害につながっていくのです。

 

自分との信頼関係の回復は、自分から生じる思考・感情・考え方・欲求に耳を傾ける姿勢が重要です。世間の常識や社会のルールからつくられる意識で、自分の存在を否定するのではなく、一度、受けとめる。

 

自分が悲しいなら悲しいで良いのです。自分が苦しいなら苦しいのです。自分が好きなら好きです。自分が嫌なら嫌なのです。

 

自分との素直な対話は自己関心を育み自己信頼を向上させます。

 

一度「外の世界」のスイッチを切りましょう。

そして、もしかしたら一度もしてこなかったかもしれませんが、

「内の世界(自己)」のスイッチを勇気をだしてONにしてみましょう。

 

人間関係の悩みは必ず内なる世界から解決することを僕はお約束いたします。

 

最後までお読み頂き誠にありがとうございました。

 

カウンセラー本橋良太

 

point【自分を見ないと何も始まらない】