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カウンセラーの本橋良太です。
今回の「家庭崩壊の対処法」は「親が愛のある存在に無関心になると家庭は確実に崩壊にむかう」というお話です。
やさしくない人は守る必要はありません。強いからです。
やさしい人は守らなければなりません。
自分を犠牲にして家族全員の気持ちを関心しているので弱いからです。
テストの点が悪いからという理由で怒れる理由になりません。
家事が下手だからと怒れる理由もありません。
お給料が低いからと怒れる理由もありません。
人が怒れる理由はたった一つです。
その人が愛を失ったときだけです。
無関心に染まったとき怒っていいと僕は考えます。
無関心は愛の反対だからです。
未熟な僕にとっても理想ではありますが、家族崩壊を防ぐためにはやはり関心、つまり愛が一番重要だと確信しております。
ぜひご家庭で真剣に悩まれている方にご笑覧頂ければ、、、と思っております
≪No4 弱い存在に無関心で生き家庭を崩壊させる親たち≫
2018年7月7日(土)
家庭崩壊には二つのパターンが存在します。
ひとつは誰が見ても明らかな家庭崩壊。
もうひとつは、一見は「ふつうの家庭」に見えるけれど実質的には家庭崩壊している状態。
家庭崩壊で一番多いのは後者です。
家族でさえ家庭が崩壊している事実に気がついていない問題はよく起きるのです。
その意味している問題は、日本には実質的には家庭崩壊をしている家がたくさん存在しているということです。
親が精神性の向上を求めず生きていると、家庭のなかには「ネガティブな言葉・価値観・雰囲気(掃除もできず不浄になっていきます)」が蔓延(悪習がたくさん増える)してきます。
その結果「愛がある家族が報われず、不誠実な家族が楽に生きれる状況」になるのです。
家庭崩壊を防ぐには、家族のなかで一番立場の弱い存在(愛のある人は全員の総和を見つめるため、どうしても弱くなる)を家族全員でサポートする必要があるにもかかわらずです。
立場の強い人(親など)の権利は、いつでも自分で行使できるので無視してもかまいません。
問題は立場の弱い存在(子どもやペットなど)の権利です。(立場の弱い人は見つけようと真剣にならなければ、絶対に見つかりません)
立場が弱い人とは、権利を主張することができにくい状況にいる存在を意味しています。
社会でも立場の弱い人が存在しています。立場の強い人はいつでも行使できる権利をもっているので、ついつい立場の弱い人の存在に無関心になってしまうのです。
この無関心さは、いずれ立場の強い人に利息をつけてブーメランのようにはね返ってきます。
立場の強い人は自分の力でその場所に立っているのではありません。
立場の弱い人の幸せの土台の上に立って、権利を行使しているだけなのです。この考え方ができない人が感謝を忘れてしまっている人です。
この話は、立場の強い人からすれば、つまらないかもしれません。
ただ感謝を忘れて生きれば、いつか自分の土台はすべて無くなります。
土台がなくなったらゼロではありません。最初からやり直しでもありません。
立場の弱い人の幸せの土台があった分、高い場所から落ちて壊滅的なダメージを受けるのです。
このダメージはカルマを背負ったような大きな傷のため、ちょっとやそっとでは回復できません。落ちぶれるとは感謝を完全に忘れてしまった人の問題なのです。
親の精神性の向上を考えたとき、感謝は切り離せません。
感謝は家庭の「当たり前」のなかに隠れています。「当然でしょ!」と無意識に考えている心理のなかに「感謝がない」は隠れています。
子どもが学校に行くのは「当たり前」でしょうか?
奥さんが料理をつくるのは「当たり前」でしょうか?
旦那さんが仕事をするのは「当たり前」でしょうか?
この「当たり前」が家庭のなかに蔓延したとき、家庭から「感謝する心」が消えていきます。家庭から感謝がなくなると立場の弱い存在は、権利を奪われて義務が増えていきます。
その結果、立場の弱い人が家庭のなからいなくなり、家庭には不誠実な存在だけが残ります。その日からゆっくりと確実に家庭は崩壊していくのです。
どこの家も最後は感謝が消えて、壊れているのです。
この世界に「当たり前」のことはひとつも存在していません。
この世界にあるのは「感謝するべきこと」だけなのです。
家庭崩壊を未然に防ぎたい人は、どうか立場の弱い人を全力でサポートしてみてください。必ず家庭崩壊は防げることをお約束いたします。
子どもがいないから、ペットがいないからという発想ではいけません。あなたの家の土地はもともと陽が当たっていました。家が建ち陽が当たらなくなってしまった、その存在があなたよりも立場の弱い存在なのです。
立場の弱い存在は真剣に見ようとしなければ決して出会えないのです。
point【愛がある存在を真剣に見つけよう】
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カウンセラー本橋良太