本橋良太です
哲学シリーズ 家庭問題 主に親子や夫婦の関係について、簡潔にまとめました
人は自分の見たい真実しか見ようとしません。
なぜなら見たくない真実の情報は、「今まで」を根元から覆すリスクがあるからです。
どんなに知りたくない情報でも真実だと気づいてしまったら、その情報に合わせて自分を変化させるのに多大な努力が必要であると、大人はきちんと知っているのです。 だから、真実を見ようとしないのです。
大変な思いをして変わらなければいけないのなら、たとえ嘘の情報であっても耳障りの良いほうを受けいれてしまうのです。
しかし、この変化から逃げる人間性のままでいる限り、親としての義務を果たしている姿とは評価することはできません。
家庭は『本当』でしか、安らぎを得られるような調和は不可能です。
本当に、夫婦で愛しあっているのか?
本当に、子どもを愛で包もうとしているのか?
本当に、社会に益のある仕事なのか?
本当に、自分の魂に誓って「家庭を幸せの場所にする」という覚悟をもっているのか?
一人の人間が、自分をとりまくすべてに対して『本当?』を追求して生きなければ、親としてはもちろん、人としても幸せを逃してしまうシステムに私たちは生きているのです。
幸福な家庭を築くためには、真実から目をそむけていては成立しません。
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