心と家庭のコンサルタント
カウンセラー 本橋良太です
毒がなくなればあとは愛しか残らない
そのため編集能力の至らない点・ 誤字・脱字・冗長な表現などにつきましてはご理解を頂ければ幸いでございます。
勉強をしている親は、子どもに「勉強しなさい」といいません。
現在、勉強していない親か、勉強する意欲がない親が、子どもにいうセリフです。
「勉強しなさい!」と子どもに怒る親は、「学びそのもの」よりも「将来のお金のために、とりあえず良い点をとりなさい」と考えていっています。
「勉強しないと将来困る」は、100%お金を目的としたセリフです。しかし本音を隠して子どもにいっているため伝わらないのです。
子どもからしてみれば「勉強しなさい!」という言葉は困惑します。親は学んで欲しいのか?お金を稼いで欲しいのか?よくわからないからです。
「良い大学を卒業して、良い会社にはいれば、良い給料が出るから家庭は安定する」という目的は、学びよりも「お金のため」です。
それであれば「お金を稼ぐにはどうすれば良いの、かしっかり考えなさい!」のほうが子どもにストレートに響きます。子どももお金が大好きだからです。「欲しいものが買える」というリアルさは、努力をする動機になります。
しかも、現在は良い大学に入っても、良い会社に入っても、安心できる時代とはいえない状況です。
親の心配を外化した形で子どもに「勉強しなさい!」と何度も何度もしつこくいえば、未来の親子関係は危険になります。
なぜなら、人間性の薄い親に「勉強しなさい!」と圧迫された幼少期を、子どもは過ごさなければならなかったからです。
シンプルにいうと、親に恨みをもったまま大人になるということです。勉強好きではない大人に「勉強しなさい!」といわれる問題以上に屈辱なことはありません。
まずくて嫌いな食べ物だと思っている人から、それを「美味しく食べなさい!」といわれているのと同じだからです。
また、なぜ薄い人間性となるのか?
それは学びの本当の意味を深く考えず、「今」は勉強していないという学びにたいする姿勢で、親自身の未熟な性格を省みることなく、九官鳥のように「勉強!勉強!」と血眼になって接してくるからです。
学びの本質をつかみ「今」も勉強している親は学ぶことが快感になっているので、子どもの気持ちを無視して「勉強しなさい!」ということはありません。
勉強は一生することであり、学生のときにだけ勉強する姿勢は虚像なのです。学生のときだけ勉強すれば良いという考え方であれば、「誠実にお金を安定的に稼ぐ方法を大人になるまでに勉強しなさい!」で良いはずです。
親自身が良い会社に入ることでしかお金を稼ぐ方法を知らないため、九官鳥になっている可能性は低くはありません。
もし親が子どもと同じ立場であれば、勉強する気持ちはなくなるはずです。「勉強しなさい!」と連呼する親は自分を客観的に見れません。
家庭でも「勉強しなさい」、学校でも「勉強しなさい」、塾でも「勉強しなさい」という24時間365日の地獄を体験しているという子どもの状況を、未熟な親は理解しません。
もし仮に親が家庭でも「素晴らしい親になりなさい」、職場でも「素晴らしい親になりなさい」と24時間365日いわれたら、確実に逃げるはずです。
しかし子どもには平気で行うのです。
これが将来、子どもから恨みを返される原因になります。
お金のための「勉強しなさい!」を正しさや清らかさで包み、ある種、かっこつけて言い続ける親を尊敬できる人はこの世界には存在しません。
子どもに勉強して欲しいのでれば、まず親が勉強を始めるべきなのです。
本当に人生を学んできた大人は「学校の勉強よりも大切なこと」を子どもに教えます。それはどんなに一流な人間になろうと、一流の会社に入社しようと、一流に給料をもらおうと、人として愛がなければ生きる資格がないということです。
「勉強しなさい」の親は、愛を教えるまえに「将来の生活の安定をどうにかしなさい」と子どもにいっているだけです
そのため、親子関係は壊れていき不幸になっていくのです。
🍀ご覧頂きありがとうございます🍀
あなたの辛い悩みが、少しでも軽減する一助になります。
ぜひ、一人で悩まず私にご相談ください。
なお、ご相談内容の秘密は厳守いたします。
メール相談 shanti.shanti.2003@gmail.com
電話相談 IP電話(固定電話) 050-1209-5230
メール・電話相談は、一切料金を頂いておりません。
「辛い」「苦しい」「助けて」と思ったとき、ご連絡ください。
ためになった、心が少し軽くなったなど
心が前向きに変化しましたら、クリックお願いします。