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カウンセラーの本橋良太です。
今回の「15歳から考える家問題」は、以前書いた文章に加筆をしてアップさせて頂きました。ぜひ読んで頂きたいのは「親にたいしての不信感が、どうしても払しょくできない」と悩んでいる方です。
ご笑覧を頂ければ、幸いでございます。
≪No3 親を信用できないとき、どうするのか?≫
信頼関係は、心がつながっていなければ100%成立しません。心のつながりとは関心しあって「うれしい、楽しい、悲しい、苦しい」を共感・共有することで少しずつ得られるものなのです。
ギブアンドテイクの心で自分の努力と相手の努力を土台にして、信頼ある関係性をつくる必要があります。
しかし家庭においては、まず親が子どもから信頼を得るために努力をする義務があるのです。
なぜなら、子どもは「何が正しいのか?」「何が間違っているのか?」という生きるうえで重要な問題の判断基準を、すべて親に委ねるしかできないからです。
選択の余地がない状況では、力をもっている存在(親や大人)がその力を頼ることでしか生きられない存在(子ども)に、信頼を得られるように努力を実践するのは当然の義務です。
親は子どもと信頼関係がなくても、社会で生きることぐらいはできます。しかし子どもは、親を信頼できない状態では学校や社会で安心して生きていくことができません。
家庭における信頼関係の構築において「親は積極的、子どもは受け身」の関係を崩してはいけないのです。(子どもが成人し独立するまで)
子どもが親が信用できないとき、具体的にどうするのか?
- 親を信頼できない自分を決して責めないことです。
大きな責任は、まず親にあるという事実があるからです。責任の所在が理解できれば自信をもって生きていけます。 - 「信頼とは何か?」と考えて【自分】で答えをだす。
自分で考えて出した答えに納得ができれば、親が信頼できないモヤモヤとした気持ちは必ず解消していきます。 - 人から信頼されるためには、どうずれば良いのか?
この答えを出し、実践することです。
ちなみに、私の信頼の答えは「なければこの世界は終わる」です。
point【本当の信頼とはなにか?を常に考える人間になろう】
最後までお読み頂き誠にありがとうございます。
カウンセラー本橋良太