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家庭問題の解決エッセンス 6 【逃げる親の正体とその愚行】

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家庭のなかで優遇される位置を確保しながらも、大きな責任をとわれる危険を感じたら誰よりも早く逃げる親が存在します。

 

この親は自分の器を熟知しており、顕在・潜在意識の両方で支配的な態度をとっておきながらも、身の丈をこえたトラブルが起こると真っ先に逃げます。

 

逃げる親は『毒親』であり、家庭のなかにこのタイプの親がいると将来さまざまな問題が起こります。

 

 目次

 

逃げる親とは

本来、親の仕事は家庭における問題の責任をすべて負うことです。

 

しかし、自身が始めた家庭であるにもかかわらず、責任をとりません。

 

逃げる親は、家庭を甘える場として認識しているため(表面ではそのように見せません。)責任は極限まで放棄し、自分の心地よいことばかりを要求することに疑問を抱けません。むしろ、疑問をもてば成長を促される危険があるため、あえて目をそらすのです。

 

忍耐や努力、自己を変化させる決断と勇気をだすくらいであれば、甘えられる場所で寄生していたほうが楽だと、表面には出さないものの深層心理では認知しています。

(この心理は、その人自身の人生をも破滅していってしまいますが。)

 

 

逃げる親の正体は 『子ども』

 

人は、成長をしなければ成熟しません。

成熟がなければ、自分の器は決して大きくなりません。

 

家庭における問題を乗りこえることで人は成長しますが、逃げていたら肉体は大人でも、精神面は幼児というアダルトチルドレンになってしまうのです。

 

逃げる親は本当の意味での成長を拒否しているため、非常に幼く弱い人間なのです。

 

 

逃げる親がいる家庭の将来は?

自分が許される範囲であれば自重することなく権利を貪って生きる人間が、家庭のなかで大きな顔をして生きていたら、一体どんなことが起きるでしょうか?

 

それは家庭崩壊です。

 

どんな組織であっても、器が小さく実力がない長が過度に優遇されている状態は、立場の弱い人の権利やエネルギーを奪うことで成立しています。

 

逃げる親の無責任な要求の犠牲者は、いつも弱い立場である子どもです。

(子どもの被害:無気力・病気・依存症・コミュニケーション障害・AC・将来毒親になる原因が考えられます。そして暴力や暴言、酷いケースは自殺や他殺を引き起こす可能性もあります。)

 

つまり、未来ある子どもの権利を奪う家庭に、あたたかい将来が約束されている訳がないのです。

 

 

子どもの権利

子どもの権利の重要なポイントは、肉体と精神にわかれます。

 

  • 衣食住を提供されるなどの肉体の権利
  • 心を尊重されるなどメンタリティにかんする精神の権利

 

子どもの精神の権利とは、『存在そのままを尊重されること』という抑圧のない状態、『純粋な感性をつぶされないまま学ぶ』という教育の自由です。

(「早く成長しなければならない」といった、切迫した状況は論外。)

 

子どもが子どもまま生きていい、ゆっくり大人になっていきたい家庭である。

絶大な信頼感を親からもらえる権利がなによりも重要といえるでしょう。

 

このように子どもの精神の権利を約束した場合、親は幼児性や依存・甘えを捨て、成長に勤しむ必要がでてきます。

 

逃げる親でも、逃げない親でも潜在的に患っている幼児性の克服は、とても厳しい心の修行であることは否定できません。 

しかし、子どもの心を育て共に成長していく道は,親の責任であり、誠実な大人になって欲しいと願い思うのであれば、避けてはとおれない試練の道なのです。

 

子どもの権利を奪う

逃げる親は、この子どもの精神の権利と、そしてエネルギーをも潜在的に奪っていきます。

人間性の低すぎる愚かな人間でないかぎり、肉体(衣食住の放棄や虐待)の権利は奪えませが、精神的な権利を奪っても証拠が残らないため、逃げる親からとっては都合が良いため。

 

 わが子よりも自分の権利を主張

本来なら、子どもの精神の権利を真剣に守ろうとしたとき、親は必ず自分の幼児性を克服をしなければならない『忍耐の道』に挑むことになります。

 

しかし逃げる親は、この幼児性の克服を極端に拒否します。

 

たとえわが子の権利であっても、自分の責任は許される限り放棄し権利を主張したいので、努力や忍耐を拒否するのです。

 

どうしても成長をしたくない、でも、子どもの肉体の権利は奪えない。

残っているのは精神の権利だけという流れにそって、自分が子どものまま生きてよい権利を手にいれようと逃げる親は過ちを繰り返し、そして家庭の調和を乱していきます。

 

 まとめ

逃げる親とは、子どもの当然の権利を受けいれないことで、自分の大人としての成長や成熟義務を回避します。

そして、立場の弱い人に無関心だから成立する愚行を家庭に行い、精神性が幼児であることで得られる「義務よりも権利が多い」という甘い汁を吸ってい生きているのです。

 

 

自分の幼児性を手放さないことで、人生における権利と義務を都合のよい方向にコントロールし「今だけ楽であればいいい」という人間性でとどまるのか?

 

それとも、自身の幼児性と決別し、親としての成長を求め、ある種やせ我慢で得た余剰分のエネルギーを子どもの心の権利に提供する、逃げない親になるのか?

 

やはり、その大人次第となるでしょう。

 

どちらが幸せな将来を過ごすのかは、いうまでもありません。

 

 

ご覧頂きありがとうございます

 

本橋良太

 

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