本橋良太です
哲学シリーズ 家庭問題 主に親子や夫婦の関係について、簡潔にまとめました
★なぜ奥さんは旦那さんをバカにするようになるのか?★
女性は、生命にたいして根源的な誠実さをもっている人や、感受性が豊かな人を尊敬します。
つまり、命にたいして愛がない男性、話さなければ理解できないような感の悪い男性を侮蔑するようになります。
夫婦の関係をみると、〔明らかに旦那さんをバカにしたような態度(とくに表情)で接する奥さん〕という感じの家庭が、典型的な例といえるでしょう。 もちろん、旦那さんのことを心のなかでバカにする奥さんも、奥さんにバカにされたままなにもしない旦那さんも、幸せになることはあり得ませんので、早急に解決する必要があります。
★奥さんにバカにされないために★
まず基本的に、奥さんからバカにされないためには感受性が大きなカギとなります。
感受性とは文字どおり奥さんを感じとることです。表面的な会話だけするのではなく、「 怒っているのかな?」「喜んでいるのかな?」「悲しんでいるのかな?」とじっと奥さんの状態を観察し、〔知ろう〕〔分かろう〕とする意識がとても重要になります。
奥さんの「いってらっしゃい」の一言のなかに、どれほど昨日の喧嘩した怒りが入っているのか?
「お帰りなさい」の一言のなかに、どれほど自分がいなかった時間にリラックスできたのか?
などなど、感じとる努力がとても大事になります。 つまり女性は、男性の直観力のなさに辟易し、「感じとってくれないのであれば、離れていたほうがマシよ」という精神状態になってしまうということです。
俗にいう『家庭内離婚』となってしまう状況です。
★感受性にプラスα★
感受性は基本的なモノとして、他に付け加えるのであれば「いつ挑戦した?」も忘れてはいけません。
当然なにかに挑戦しなければ、100%新しいモノに出会えることはありません。
女性は男性に「自分の知っている世界を広げて欲しい」と口には出しませんが、切に願っているものです。もちろん、女性が一人で世界を知ることもできますが、女として生まれたのだから一度は惚れた男性に「こんな世界があるんだ」「こんな物が世の中には存在しているんだ」とリードしてもらい、そして一緒に共有したいものなのです。
★最後に★
旦那さんをバカにすることは、奥さんの未熟な部分もあるでしょう。
しかし、旦那さんにも感受性が悪かったり、新しい挑戦を全くしないなど、女性に対して魅力的になろうとしないところも問題なのです。
旦那さんが、奥さんの裏側の気持ちを真剣に感じとる努力をし、新しい挑戦をしようと始めたばかりは、冷たい視線を浴びることもあるでしょう。しかし諦めることなく継続していけば、自分を見る奥さんの目が輝いていることに必ず気づく日がやってきます。
素敵なご夫婦、幸せな家庭が増えていきますよう、祈りを込めて
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