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家庭問題(親子・夫婦等)ヒトコト哲学 61 【老害となる親のいいなりになってはいけません】

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本橋良太です
哲学シリーズ 家庭問題 主に親子や夫婦の関係について、簡潔にまとめました

 

*老害とは

  • 自己反省が不可能になったヤクザ的老人
  • 家庭や家族に害的影響あたえる老人

 

★老害を放置した家は、いずれ崩壊します★

なぜなら、幼児から精神的成長や成熟していない老人にかけるエネルギーを、若い家族がすべて担わなければならないからです。

精神的成長をしっかりされている誠実なご老人であれば、なにも問題はありません。若い家族に、長年の経験をつんだご老人の知恵は宝なのです。

 

問題は、自分のことしか考えることのできない不誠実な老人との同居です。

 

老害の特徴として

  • 無責任な甘え
  • 暴言
  • 手前勝手な解釈
  • 家族にたいして無関心
  • 嘘をつくことが平気
  • 与えてもらうことが当然
  • 奉仕の強要
  • エネルギーを奪う愚痴、悪口

などなど、あげればきりがありません。

 

若い家族の生命エネルギーや、誠実であろうとするエネルギー、家庭を調和するための機会を、老害は根こそぎ奪ってしまうのです。

 

★老害を家の外に追いだすために、初めにするべきこと★

必須条件は、家族全員で「老害にたいしての認知を共有」することが重要です。問題をそく解決させようとする前に、まずは問題の老人からどのぐらい被害を被っているのかを、家族全員で共有する必要があります。この問題に対して家族の結束を深め、全員が納得したうえでの解決策を見つけるのがBESTなのです。

 

とても繊細な問題なため、家族のなかの一人が「老害で悩んだまま」という状況をさけなければなりません。そして、全員が害を認知し「それなら仕方がないよね」と納得することで最善策が見つかるでしょう。

 

★最後に★

いくら親でも老害となってしまったら、世間体を気にせず切り離すことが賢明です。

そうしなければ、離婚や病気(例えば、ガンや精神疾患)、老人虐待、最悪な場合は殺人事件に発展しかねないのです。

 

親の「育ててやったんだから」的な言葉に惑わされる必要はありません。そのことを、恩着せがましくいう親が間違いであって、親が子どもを育てるのは当然だからです。

 

そして、人は幸せになるために生まれてきています。歯を食いしばってまで頑張る必要はありません。ぜひ、自分自身の幸せを優先してください。

 

 

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