【No79 スピリチュアルに傾倒しない。】
2018年9月25日
人の心のなかには、自分にたいする恐れがあります。
恐れは不安を起こさせます。
人は不満には耐えられても、自分の「これから」にたいしての恐れに耐えられません。この自分自身の存在にたいする恐れはお金・地位・名誉があっても、歯がたたないのです。
つまり現在の世間が評価している物・地位を世界で一番所有していても、無意味ということです。
家庭崩壊、毒親問題、夫婦不仲・子どもや大人の引きこもり問題などは、すべて不安を見つめない心理から生じています。
人は心の奥に存在する「これからの自分は大丈夫であろう感」を渇望して生きているのですが、なかなか手に入りません。
それは自分の心を誤魔化している自己に気づいていないからです。
不安を感じないためであれば、人はどんな不調和なことで行います。他人の幸せや家庭の幸せ、子どもの幸せにも無関心で「自分だけの安心」にしがみつくのです。
自分「だけ」はただの執着であり自己都合の分離した心理のため、どんどん不幸になっていきます。その結果、家庭崩壊が起きたり子どもの人生が搾取されたりしているのです。
この大きな不安に耐えられないので、抽象的なスピリチュアルや宗教を頼りにする人が現れていきます。
自分の人生が大丈夫である安心が欲しくて、現実的な乗りこえ方ではなく「すがって」安心を求めます。
スピリチュアルや宗教、そして「すがる心理」がNGな訳ではありません。(もちろん、非常に不調和で危険な場所もあるかと思いますので、精査は大切です)
大切な姿勢は現実と精神世界のバランス感覚です。
真実をいえば自分の人生にたいする不安には現実でしっかり対応して、そのなかで聖典や高い次元のスピリチュアル・宗教を「活用」すれば良いだけです。
「すがる」気持ちだけでスピリチュアル・宗教に盲信的になって幸せになった人はいないのです。
「すがるだけ」とは自分以外の対象が自分には必要である、という意識を強化します。しかし人は一人でも生きていける力をもっているから、この世界に生まれたのです。
どうか安易にスピリチュアル・宗教に傾倒しないでください。
本当に愛してくれている人はそれを求めていません。
今の状況に不安があるのであれば、きちんと現実的に分析してみましょう。
お金のことが心配なら電卓を叩いてください。家計簿をつけましょう。
家庭の問題で困っているなら、まずは本を買うなりして勉強しましょう。
人間関係で悩んでいるなら、うまく交際している人を真似してみましょう。
健康が不安なら体に良い食べ物を調べましょう。
不安はひとつひとつ具体的に現実的に分析して行動すると80%は消滅します。残りの20%のみスピリチュアル・宗教を「はまる・すがる」ではなく「活用」する姿勢が重要なのです。
スピリチュアル・宗教は「なんとなくの答えが許される場所」
たとえば「親に感謝をすればあなたは救われる」という言葉をスピリチュアル・宗教からいわれても「なぜですか?」と疑問点を聞き切ることが難しいはずです。ここにスピリチュアル・宗教の落とし穴があります。
「なんとなくの納得」では抽象的すぎて現実に対応できないからです。
しかし現実の世界では「なんとなくの答え」は許されません。「親に感謝をすればあなたは救われる」といっても「なぜですか?」と聞かれれば疑問に具体的・現実的に最後まで説明する義務を求められます。
スピリチュアル・宗教はあんぱんのなかにカスタードクリームがはいっても「なんとなく許される」のですが、現実の世界でパン屋さんがそれをずっと継続していれば、いつかお店は潰れてしまいます。お客様から信用を失ってしまうからです。
現実にしっかり対応・関心して、その上で20%ほどスピリチュアル・宗教を活用する。その生き方が一番マトモといえます。もちろん唯物論に傾倒するのも大変危険な生き方ですので、やはりバランスは重要になります。
point【トイレが流れるのは現実世界で生きている人のおかげ。】
≪今日の言葉☆本橋良太のメッセージ≫
(もし良かったら、ご笑聴くださいませ♪)
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・まだまだ緊張しており、舌足らずの点はご容赦願います。(笑)
最後までご覧頂きありがとうございます
カウンセラー本橋良太
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