【No19 人生の不安は自己信頼「感」で小さくなる。】
2018年7月27日(金)
100億円もっていても人の不安は消えません。
人は「物」や「世間の評価」で安心を得ようと執着します。
ですが、それらで安心を得ることは不可能なのです。
お金・名誉・豪邸・地位に安心を感じて幸せになった人はいません。
なぜなら頼りになる「感」が物や世間の評価にはないからです。
では、どうすれば重たくモヤモヤと感じる強烈な不安を人間は小さくできるのか?
それは自分の人生が「大丈夫な事実」をかき集めるのではなく「大丈夫な気・感」を求めることです。
抱きしめられた回数ではなく抱きしめられて愛されている「感」を受けとめる。
100億円という数字に執着するのではなく、どんな状況でも生きているいける自己信頼「感」を求める。
事実だけを追い求める人は不安から解放されません。
事実は減ったり無くなったり一瞬で評価が反転したりする可能性があるからです。
自信の根拠はいらないということです。根拠や目に見える形ではなく、自分を信じている「感」が重要なのです。
前向きな「感」は心のよりどころになり、人生の不安を小さくしていくのです。
「感」には明確な理由がない根拠はないけれど、心の土台となってくれるのです。
前向きな「感」の正体は絆です。
人は自己信頼「感」を向上させると不安という後ろ向きな「感」が少なくなります。
物や世間の評価を求める姿勢では不安は消えません。
むしろ、それらを失う恐怖をもち不安を感じるようになるのです。
不安を手放したい人は自分を信頼している「事実」ではなく「感」を求める姿勢が大切なのです。
本橋良太