【No18 自分を責めず心にお城をつくる】
ひきこもっていても自分を責めないことです。
人は好きでひきこもることはありません。
なにか理由があって、ひきこもらないといけない状況なのです。
私もずっと家に引きこもっていました。結婚して子どもがいるのにです。父として夫として仕事をしなければならないことは当然、わかっていました。
しかしどうしても働く気持ちになれず細々と家事をしていました。
もちろん、ひきこもりは嫌でした。でも、どうやって現実を脱出して良いのか?まったくわからず、いたずらに時間ばかりが過ぎてしまいます。
ただ今、考えてみると、そのひきこもりの時間は外の世界をシャットアウトすることで、半ば強制的に自分と向きあう時間にしていたのだと想います。
自分と向きあう時間がたくさんあっても、だからといって明快な答えが簡単に出るわけではありません。
ときに自分を責めたりときに自分を肯定したりを繰り返し、その状況にマンネリを感じたときは新しい考え方の必要を想い、心理系の本を読んでいました。
しかし本を読んで新しい考え方を知り、新しい思考を少し身につけてまた自分を責めて、自分を肯定しの繰り返しでした。
ただ少しずつですが自分の心に余裕が生まれてくることを感じました。
今、考えてみると本を読むなども大切だと想いますが、一番大切なことは外の世界をシャットアウトすることにより、本当の自分と対峙して心の傷が自浄されていくプロセスだと確信しています。
人間の心は100の緊張すると100の緩和が必ず必要になります。
しかし現在では10000の緊張にたいして10くらいの緩和しかできない現実があると私は想うのです。
この現実ではいつか心が壊れてしまうのは当たり前です。
人間は外に出れば誰でも緊張します。しかしその緊張が家に帰っても緩和されずにいたら心の疲れという借金は大きくなっていくばかりです。
多くの人が心・体で満身創痍の状態で疲れ果てているのに無理やり力を振り絞って生きているのではないでしょうか?
このような状況のなかで、ひきこもるのはたった一つしかない命を守るためには必須な行動になると私は想うのです。
ひきこもる人は真面目な人がとても多いのです。そして愛があり優しい人が本当にたくさんです。
ひきこもる自分を責めないでと言っても、簡単に心はコントロールできません。
しかし外の世界をシャットアウトして、自然な形で自分の心と向きあい自分を大切にする「技」を身につけようとする人は必ず、いつしか、ひきこもりを卒業することができます。私自身もそうでした。
むしろ、ひきこもりの時間があったからこそ自分を本当の意味で守る力を得て、また自分と向きあう時間=他者と向きあう時間になっていくので、対人関係に少しずつ強くなっていく自分を感じることができます。
自分を理解して他者を理解する人は心に余裕が生まれます。この余裕は自分の心が乱れてしまってもすぐに平定の状態にする力になってくれます。
ひきこもっている人は他者がなんて言おうと馬耳東風。自分の心に確かな自信が芽生えるまで大切な時間として可能なかぎり過ごして頂きたい。
そのなかで、人間は家のなかでも、外でも人生の財産が見つけられることを悟るのです。
最後までお読み頂き誠にありがとうございます。
本橋良太
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