【No54 極限の苦しみ。】
2020年4月18日
大きな問題がやってきて、耐え難い苦しみを感じるときが誰でもあると思います。
不安や苦しみで押しつぶされそうになり、思考もマトモにならず感情はバラバラで自己が分裂してしまいそうな苦しみです。
こんな苦しみは私も嫌です。「なぜ、私が?」と思ってしまいます。
ただ狂いそうなほど、生きること自体の否定感に襲われても「この苦しみ」にたいしてたった一点だけ良い部分があることを私は知っています。
自分の心に巣くっていた依存心の居場所がハッキリとクッキリと「わかろうとするとあかる」のです。わかろとしないとわかりません。
極限の精神状態に追いつめられた結果、気づいた、つかんだ自分の依存心は人生の宝です。
依存心に気づき(気づくだけでもゆっくりと壊れていく傾向があります)自分に力をつける意識をもつと必ず人間は幸福になっていくからです。
コロナの問題や世界事情を判断したとき、私たちの状況は最後の最後の極限(とんでもない世界)まで到達しています。
この極限を活かすのも、流されるのもやはり本人次第。
抱えきれない難題はやってこれないので、自己を見つめるチャンスにクルっと変えてしまう。
この姿勢が重要なのです。
依存心が消えれば自己は確立していきます。
自己が確立された人を不幸にできる存在はいません。
極限の苦しみは究極の宝となる可能性を秘めています。
カウンセラー本橋良太
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