自己不在とは自分が自分にいないということが、
わからなくなってしまった状態のことです。
自己不在の人は「自分」に感応できません。
それは=他人の悲しみ・喜び・苦しみにも感応できない、、
そんな殺伐とした状況・状態をつくってしまうのです。
自己不在になりたくなければ、自分が感じたことを決して、親がいうから・先生がいうから・国がいうから・友達がいうから、と捨ててはいけません。
自分で感じた「違和感」を無視したり手放したりすると、
人間は人間を失っていきます。
常に自分を根本として生きなければ、
人間は簡単に人間性を手放してしまう危うい存在なのです。
カウンセラー本橋良太 2021.5.3