【No56 毒親との正しい闘い方。(基本姿勢)】
2020年2月26日
毒親との闘い方ではたくさんのポジティブな状態を必須とします。
たとえば体力や健康。(病気になったらすぐに病院に行く程度の健康観では難しです。目安としては東城百合子氏の哲学が基本と考えています)
通常、毒親との対決には尋常ではないほど体力が求められます。依存関係を壊し新しい人間関係(関わらない)を再構築するには徹底的に「人生の恐れ(虚像ですが)」と対峙しなければならないからです。
人によっては毒親との対決後、しばらく寝こんでしまう人もいます。
(また不健康や病気は自分自身の未熟さを教えてくれるので、真摯にむきあうと必ず心は成長します)
精神力も当然、求められます。
毒親とは「あなたに無関心な存在」です。
無関心とは愛がない状態を意味しています。
愛がないと「気づいていない人・気づこうとしない人、毒親」との対決・修羅場ほど、甚大な精神力を求められる問題はありません。(毒親は生まれたときから支配していた人です。毒親問題の克服は洗脳を解放することと一緒です)
すべてのすべての自己肯定感・自己愛・自己への誇りなどを試される場面でもあり、孤独になる恐怖を限界まで感じる問題でもあるのです。
愛着障害や共依存などの深刻な心の患いは、表面的なテクニックやコミュニケーションでは克服できません。
ハッキリ申し上げると、命をかけて「自分自身の人生」をとり戻す覚悟が必要なのです。個性を発揮して何にも依存せず、自分を力強く感じ、胸をはって生きるには「なんとなくの生き方」では不可能なのです。
ただ全否定をされるような状態・状況であっても体力と覚悟があれば、克服できる可能性は上がります。
そして知識やある程度のコミュニケーション能力は、体力と覚悟があってはじめて効果を発揮するものなのです。
これは毒親との対決の基本中の基本のお話です。
カウンセラー本橋良太
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