【No16 うつ病で会社に行けない人。】
2020年2月4日
劣等感をもっていたり自己否定感をもっていたりすると、仕事の幸せが困難になります。
深刻化すると仕事にも行けなくなるケースは少なくありません。
劣等感は心と体の回復能力を著しく、欠損させる働きをするからです。
当然ですが仕事はプライベートよりも厳しさを求めてきます。
専門知識・勤勉さ・コミュニケーション能力・忍耐力・平常心・心の成長力・責任感などです。
一見はこのような力を求めているように見えない組織であっても、「お金をもらう以上は一定以上の力を尽くす義務感」を必ず感じるはずです。
ただ会社が求めてくる義務をこえて個性を発揮すれば、仕事の幸福は進んでいきます。やるべきことを行いながらも、「私らしさ」を尊重される状況で仕事ができるからです。
しかし義務をこえられず、または自分のプライベートを消費して、なんとかこえている状態だと、仕事の幸福は得られなくなります。(公私の「私」が消費されるからです)
会社が求めてくる厳しい義務にたいして真剣に向き合うということは「甚大なエネルギーを投資・消費・消耗する」となります。
日常生活のなかで心と体を回復させる能力がないと、常に会社が心身にとって厳しいという状態になってしまうのです。劣等感が深刻化すれば、さらに厳しさは増悪していきます。
ですので、どうしても、どうしても会社に行きたくない気持ちになってしまうのです。
自分自身を徹底的にいじめる意識が劣等感のため、疲れ果ててしまい、仕事の義務・責任どころではなくなってしまう。このような人がとても多いのです。
自己愛。まずは、ここから始め、一生、自分を愛し切る覚悟を「今」から実践してください。
劣等感は自己愛の実践を始めると必ず確実に小さくなっていきます。
カウンセラー本橋良太
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