【No26 心の守り方と相手にしない人。】
2020年1月28日
劣等感をもっていると心の開き方・閉じ方がうまくいきません。
劣等感は存在そのものの否定のため、幸せにたいする感性が著しく鈍くなります。
今、自分の心が開いているのか?
それとも、なにかしらの恐怖を感じていて閉じているのか?
劣等感をもっているとわからないため、心の開閉がコントロール不可能になってしまうのです。
心が開いているのか?閉じているのか?わからない状態で人生を生きると、人間関係で苦しむことが多くなります。
なぜなら本来、受けいれてはいけない人に好意をもってしまったり、愛ある人を嫌ってしまったり、判断を誤ってしまうからです。
人間の幸せは人間関係でほぼ決まっていきます。
人間性の低い人と交際して幸福になることは不可能です。
心は知識を超越をするので、日頃から自分の心を感じて、開閉状態を見極める意識はとても大切になります。
心が閉じていれば体は当然、緊張しています。開いていればゆるんでいます。この開閉状態が鈍化されていて、よくわからないまま行動するのが大きな問題を生むのです。
また心の開閉状態を無視・無関心で行動して生きると、自分を嫌いになっていきます。
知識は他人のものです。
心は自分の本質を映しだすものです。(霊的な話の初級に該当します)
本質や本当の自分を無視・無関心で生きると自己否定につながっていきます。
心の開閉状態が劣等感で鈍化され、感じず、心に無関心な状態で生きていると、さらに劣等感を増悪させてしまうリスクが高いのです。
そして、人間関係の心の開閉については、誰かまわず心をオープンにする必要はない、ということです。(外の世界にたいして冷たい想いをだすということではありません)
心を開くとは外の世界と融合するということです。
心開く=「私」と「あなた」の境目を消すということ。
「私」=「あなた」
ワンネスという言葉は宗教家やスピリチュアルな人が好んで使う言葉です。
こんなこと努力してする必要はありません。
人間は受けいれたくない人を受けいれる修行などしなくても十分、幸せになれます。
それどころか不浄な人をがんばって受けいれたら、不幸になります。
ただ、どんなに不浄な人でも不誠実な人でも、良い部分をもっています。その良い部分があるからと、ワンネスが好きな人は問題の人たちのすべてを受けいれようとし苦悩し懊悩し大切な自分・人を見失っていきます。
ですので、一人で十分です。
「この人からすべてを吸収したい。とりこみたい。融合したい。一つになりたい」という人を見つけて、その人だけを「本当の意味」では相手をしてください。
その人以外は畏敬の念をもち誠実に対応しながらも、融合という観点では相手にする必要はありません。
大切な自分と融合する人を厳しく判断・評価しないと人生に問題が多くなり、煩雑で余計な問題がやってくるからです。幸福から遠ざかります。
(心が成長するにしたがって一つになりたい人も変わっていくこともあります。)
まずは心の開閉状態を意識することがスタートラインになります。
カウンセラー本橋良太
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