【No24 「自分嫌い」な人に近よらない。】
2020年1月24日
人間が本気の本気で幸せの現実を求めたとき、「今」の人間関係を無視・無関心な状態では正しい答えはでない人がほとんどです。
ただ「他人での幸福法」を確立できた人は人間の幸せの根本をつかんだ人といえます。
「他人での幸福法」のとらえ方は個々により様々ですが、根本は「自分を嫌っている・恨んでいる・愛していない」人には絶対に近よらないことです。
自分を大切にできない人は他人を大切にはできません。
人間は大切にされないと幸福を感じません。
人間関係において自分を嫌っていたり、無関心だったり、愛さなかったりする人と交際すること以上に「自分イジメ」はありません。
ただ自己否定感をもっている人がぱっと見ではわからないと困惑する人もいるでしょう。わからないから、いつの間にか自己否定感をもっている人と懇意のなかになってしまった、など。
どうすれば他人の自己否定感を見抜けるのでしょうか?
自分を大切に大切にあつかい、真剣に愛し、ときに癒し・ときに峻厳に接して「自己に誇り」が完全になるまで常修を実践する姿勢をもつことです。
世界で一番、自分自身を愛する人間になるのです。その結果、少しずつ誇りを増大させていく自分を感じられていきます。
誇りの喚起は感性を鋭くしていきます。
感性が鋭くなると関心(愛)の程度にたいして敏感になります。
一瞬で相手が自分を愛していないのか?自分を嫌っているのか?自分を大切にしていないのか?が感じられるようになるのです。
自己否定感をもっている人は、どんなに表面上、取り繕っていても必ず「違和感」を発しています。
自己肯定感をもっている人は、そのままです。笑っていたら心も笑っているのです。泣いていたら心も泣いています。(動物などに顕著にあらわれています。自己否定感をもった動物はいないからです。)
自己否定感をもっている人の笑顔は顔の筋肉が上にもちあがっているだけです。目、つまり魂が輝いていないので、目の表情が暗い、または闇に堕ちているケースもあります。
顔は笑っているけれど心では苦しんでいる人の笑顔には違和感が必ずあります。
その「感」を見抜くには自分自身に誇りがないと感性が鈍化してしまうので、気づきにくくなるのです。
もちろん人相や表情を理論的に勉強することで他人を理解することも可能です。ただそれらは人間の全員が勉強するわけではありません。その勉強法に出会えない人もいます。
しかし人間は誰でも生まれたときから偉大な感じる力をもっているのです。
この感じる力は誇りをもてる日常からつくられていくのです。
自分を大切できない人を見抜き距離をとる。自分を大切にしている人と誠実に寄りそっていく。人間関係の幸福はココにかかっているのです。
カウンセラー本橋良太
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