【No11 嫌な人を「あえて」感じる。】
2019年12月16日
カウンセリングは感性能力といっても過言ではありません。
「感じる」とは脳(左脳・右脳でさえも)をこえた領域です。
人間のとある部分で感じるのではなく、体全身で感じるが「感性能力」です。
これはテキストや知識「だけ」で習得できる能力ではなく、普段からすべての現象を感じようとする姿勢からもたらされます。
プロなので、当然、自分の感じたいもの以外も感じる訓練も必要になります。
心が閉じていると感性も閉じます。
感性が閉じたカウンセリングは頭だけの仕事になります。
知識だけだと付け焼刃の提案しか不可能になるのです。
カウンセラーに限っては、嫌な人だからこそ心ゆるませ相手を感じ真実を追求する姿勢が求められているのです。
「この人、嫌だな、、」と感じる=自分の欲に抵触している可能性が高いといえます。
欲を捨てる必要性の話ではなく、自分の欲を客観視・冷静に気づくことが重要なのです。
心を開き(開く努力)相手を感じていると自分と相手の真実がみえるようになってきます。カウンセラーはその真実をもとに心聴・提案を繰り返す仕事です。
もちろん感性「だけ」ではなく知識も経験も必要になります。
カウンセラー本橋良太
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