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15歳から考える家問題【No17 バカな親の家。】

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【No17 バカな親の家。】

2019年12月15日

 

家庭は愛や人しての優しさ、慈しみ気持ちをもって形にして創りあげるものです。

 

しかしとても、とても残念なことにこの基本中の基本がわかっていない大人は少なくありません。

 

未熟な大人は愛や優しさではなく、世間の常識を恐れて自己無関心の心理で家庭をつくろうとします。本人はまったく気づきません。

 

無関心の心理でつくられた家庭には精神的な問題やそれ以外の苦しい問題がたくさんやってきます。

 

この苦しみのなかで育った子どもは家庭の幸福や未来の自分の家庭に期待を感じることができないのです。

 

これは、本当に、苦しいことです。

 

簡単にいっていますが、本当の本当に身が引きちぎられそうなほどの苦しみのなかで生きているのです。

 

ただ未熟な大人はその苦しみがわかりません。

 

未熟とは人間性が低い意味で、人の痛みや苦しみを共感できる部分も低いのが未熟な大人の典型的な症状です。

 

どんな家庭をつくるのかは親次第です。

 

言葉が悪く大変申し訳ないのですが、バカな親はバカな家庭をつくります。(本当ですよ)

 

僕がいうバカな家庭とは立場の弱い人(ほとんどの場合は子どもorペット。もっともっといますが。)を苦しめる家であり、

 

愛がないのに、まったく優しくないのに、ほとんど自己都合で生きている大人なのに「マトモな親」と180度勘違いしている親が家庭のトップとして君臨している家庭のことです。

 

僕からいわせると子どもが未熟なのではなく、あなたが未熟なんだよと常々思います。

 

人間というのは自然と愛をもてたり、優しくなったりしません。

 

そんなことは100%あり得ません。

 

人間は愛をもつ人間になろう。優しい人間になろうと思って、行動して、失敗してその生き方を何度も何度も繰り返して、いつしか本当に愛ある想いやりのある人間になるのです。

 

大人がなにも勉強せず、仕事する・食べる・寝る・遊ぶだけの日常をしていたら、それは愛ある人間になろうともせず、優しくあろうともせず、自己都合で生きる成長しない大人であるといって間違いありません。

 

そして人間性の成長が止まった大人は言い訳しかできなくなります。

なぜなら弱いからです。

 

弱い人間に盤石な家庭、お花がイキイキとしていて、子どもの目が輝き、いつまでも優しさで包まれる家庭はつくれないのです。

 

15歳。

 

この話はとても厳しく聞こえると思います。

 

しかし、自分「の」未来の家庭は絶対に決して、決して、諦めてはいけません。

 

あなたが真剣に「親の家庭はつまらないけれど、自分の家庭は愛で満たすようにするぞ!」と思い、そのような気持ちで生きていれば、その思いに引き寄せられたように素敵な人が現れるからです。

 

人間には愛ある家庭がなければ真の心の休息は得られない。

 

ただあなたは、真の休息がないまま、今、真剣に懸命に絶望のなかで生きている可能性が高い。

 

この状況は本当の本当に苦しく、希望がなにも見つからないかもしれない。

 

しかし、諦めてはいけません。

 

未熟な親は未熟なので好きにさせておけば良い。

(バカにつける薬はなく、死んでもバカは治らないからです。生きている間に治すしかないのです。)

 

それよりも自分の人生であり愛ある家庭をつくるための気持ちです。

 

この気持ちがとてもとても大切なのです。

 

あなたはどんな素敵な家庭がつくりたいですか?

 

もし今、家が最高につまらなかったり、愛を感じられなかったりしたら、将来の自分の家庭にとっては大きなチャンスでもあります。

 

なぜならダメダメダ~メ家庭の見本を体験しているからです。(究極的に苦しいことは理解しています。)

 

自分の家庭の最悪な問題をどうしたらさけられるのか?

 

それが人間の進化につながるからです。

 

15歳でも、今から真剣に考えてください。

 

ゲームをしたりテレビをみたりする「だけ」では、幸せな家庭はつくれません。

 

また学校の先生がいうから、親がいうからと「自分の考えを捨てる習慣」も危険です。

 

日本国憲法では「あなたらしさで生きる権利」を100%保証しています。

 

「あなたらしさ」とは、あなたしかできない愛ある行いをこの人生で体現することだと僕は考えています。

 

その愛ある行いは愛ある家庭のパワーを頂いて、どんどん強くなり、果てしなく大きくなり、強力な悪人でも止められなくなります。

 

良いですか?

 

学校の点数の高さで愛ある家庭がつくれるのではありません。

あなたが「愛ある家庭をつくる」と思い、本当に行動するからつくれるのです。

 

ぜひ、このことを忘れないでください。

 

カウンセラー本橋良太

☆お読み頂き誠にありがとうございます☆