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心にかかわるすべてのことを

本橋良太のメントレ法【No31 「教えてください」の前に。】

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【No31 「教えてください」の前に。】

2019年12月6日


どうすれば人間は幸せな方向へと進む自分に変われるのか?

 

僕はその方法はたくさんあると思う。

 

そのなかの一つの話。

 

人に安直に聞かないこと。

 

人に「どうすれば良いのか?」を聞いてはいけないのではなく、あくまでも、「安直」に聞かないこと。

 

安直とは自分の頭をつかわず行動をしないで、すべて丸投げで質問する心の姿勢を意味している。

 

まず自分自身で徹底的に調べる。(僕は本が多い。セミナーとは「ここぞ」というときにしか行かない。)

 

たくさん調べると必ず「今の自分が変われるかも?キーワード」を発見する。

 

それをやってみる。

 

人間、はじめてのことは失敗(成功の積みかさね)する。

 

それでも自分で調べて頭をつかって行動する。

 

その姿勢の生き方をすれば、だいたいの悩みは解決できる。

 

ただ、どうしても解決できない「人事は尽くしたけど進まない」ことも当然ある。

 

そのときはじめて人に聞く。

(悩みにたいして具体的な行動をとり続けている=自分は本当にその問題を解決したいという想いを妄想ではなく現実に変換している時間。)

 

やるべきこと(自分で調べて考えて行動の繰り返し)をやっていないのに、人に聞き、実際に解決できることを教えてもらったとしても「自己努力」がないと100%気づけない。耳を通過して終わる。他に話は無いのですか?となってしまう。

 

その人は変われるタイミングになっていないから。

 

「安直」に教えてもらわない人の質問は冴えてる。ほとんど無駄がない。要点がしっかりしている。

 

当然といえば当然。何度も何度も解決しようとして、努力しているのにうまくいかないから、必然と鋭くなる。悩みにたいする熱意が凝縮している質問は安直ではない。

 

この話をすると厳しいといわれることがあるけれど、僕自身は人間の基本だと認識しています。(教えて人間は話を聞いていない自分に気がついていない。)

 

「教えて人間」になってしまうと常に誰かに依存するかたちでしか人間関係を構築できない。

 

それこそが人間の不幸な姿であると僕は常々思う。

 

もうひとつ。

 

「安直」に「その人」に聞いているだけだと一生、その人をこえられない。この自分はつまらないよね。限界が決まっているみたいで、つまらない。

 

野心とか劣等感の欲は根絶した姿勢で、やはり人間は「今、目の前にいる人」をこえていく生き方が楽しいと僕は考えている。

 

それが地球の進化につながるから。

 

カウンセラー本橋良太

☆お読み頂き誠にありがとうございます☆