【No42 悲壮な感謝人。】
2019年11月1日(金)
親に感謝する前に自分に感謝するという心理は自己関心の不可欠を理解しなければ得ることはできません。(毒親を無理して感謝する必要など一切ありません。)
自己関心とは自分を真剣に愛することです。
自分を愛するとは自分自身から現れる、気持ち・欲・価値観を「感じようとする姿勢」からはじまります。
人間は自分に価値を感じないと自分に寄りそう気持ちには「なかなか」なりません。
とくに毒親や大人とはいえない愚かな人に「存在否定」の行為を繰り返された人は、自己評価はマイナスになります。
自己評価がマイナスな状態で自己関心、つまり自分を愛そうとする行為は不可能にちかくなります。
自分を無視して幸せな人生や心安らげる日々は100%不可能。
自分という存在を疑いながら人間が幸福になることはあり得ないのです。
ましてや「感謝する」という真実の他者関心(隣人愛)を体現するのは、さらに不可能です。
隣人を愛するとは「自分に向けている愛を外の方向に向ける」となります。
自分を感じて、非常に丁寧に接し、可愛がり、慈しみ、「すべての自分を受けいれる」という自己魂の尊重をし続ける絶対的な自己愛を確立しなければ他者関心はできません。
なぜならバカらしくなるからです。続けられないのです。感謝の人生が。
あり得ないような人生の痛みに耐えてきた愛しすぎるわが身に自分は感謝をしていないのに「なぜ、他者に関心しなければならないのか?」という疑念を払しょくできないからです。
この状態で毒親に感謝など狂人の思考法に等しいのです。
もちろん感謝する人は幸せな人生をおくれます。
ただ感謝する方向に注意しなければなりません。
今日から外にたいする感謝はしなくていい。
そのかわり、自分自身にたいして「徹底的に徹頭徹尾、感謝をする」日常的・具体的・ときに計画的・行動的に生きてください。
自分自身に感謝する覚悟は毒親問題を必ず消滅させ幸福の道に一歩ふみだしたことになります。お約束します。
カウンセラー本橋良太
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