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毒親の対処法【No41 毒親を捨てられない人は世間を恐れている。そこに愛はない。】

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【No41 毒親を捨てられない人は世間を恐れている。そこに愛はない。】

2019年10月28日(金)

 

未熟な人は自分に愛がない状態を気にせず、世間には良い顔をします。

この生きかたは自ら幸せを手放しています。

しかし多くの人は気づきません。心や想いよりも「見た目や形、お金」などを評価する世間の価値観を当たり前のものとして、とりこんで生きているからです。

幸せは体感です。体感は目に見える物ではありません。

人は心を成長させ愛を獲得し社会で生きなければ、絶対に幸福になれない生き物なのです。

自分の人生を、明らかに不誠実な姿勢で破壊する毒親を捨てられない人が存在します。

経済的な理由や親にたいする心情的な問題はなくても、捨てられない人は世間の評価を恐れています。

しかし世間を恐れているかぎり、その人は「ずっと本音を隠さなければならない」という心の檻のなかで生きなければなりません。こんな生き方では「一体なんのために自分は生まれてきたのか?」と魂は叫びます。

不誠実な毒親は捨てなくてはなりません。捨ててよいのです。毒親は子どもが「親を捨てられるわけがない」という甘えた心理のなかで、自身の無責任な要求を続けるからです。

もちろん、愛のある親、大好きな親であればずっと幸せに暮らしてください。慈しみあいのある親子関係ほど愛を体現した関係はありません。

しかし世間の評価を気にして捨てられないのであれば、その人の心は愛から遠ざかっています。なぜなら、親も自分もまったく見ていない、つまり無関心だからです。

世間は無関心の集合体です。そんな世間を気にして幸福になった人はいないのです。

 

カウンセラー本橋良太

☆お読み頂き誠にありがとうございます☆