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本橋良太のメントレ法【No20 人生は前進か?後退か?しかない。】

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【No20 人生は前進か?後退か?しかない。】

2019年10月8日(火)

 

人生を進めるためには自分の本当を元にして行動するしか方法がありません。

人生は留まることができないのです。

つまり前進・後退しかないということです。

人は後退していることになんとなく気づいている人。後退している事実に気づかない人。留まっていると勘違いをして後退をしている人。前進する人に人は別れてきます。

当然ですが一番良いのは前進です。その次が後退している事実になんとなく気づいている人です。一番の問題は後退している事実にまったく気づいていない人です。

前進している人は後退しないように常に注意をしています。なんとなく気づいている人は前進するきかっけを無意識に探しています。気づかない人は、前進していると勘違いをして転落に加速をつけているのです。

人生を前向きに進めなければ、将来は必ず不調和になります。しかも後退している事実に気づかない人は、問題を山積みにしながら生きているので大きな利息まで払う運命が待っているのです。

この最悪な問題を回避するためには、自分の本音・本当を元にした行動をとらなければなりません。

人生の幸せは真実の土台の上に成立します。虚像の上にはなにも積まれていきません。

自分という存在にたいして無関心で接している事実に気がつこうとしない人は、本当・本音が見えないのです。この問題は自分自身の人生ではなく誰かの意図に操られている人生を意味しています。

自分の本当・本音が見えないと「私」が体感できる幸せはありません。「私」が不在だからです。

後退している事実に気がつかない人は、世間や常識を深く見つめないで生きている。いえ、流されているのです。

社会のルールに従って流されていれば、たった一度の人生は「なんのために生まれてきたのか?」という究極的な疑問を残して、最後を迎えるハメになります。

人にとって最も重要な哲学は「外の世界に影響を受けている私」ではありません。「外の世界の影響がありながらも、私という存在をどのように確立するのか?」なのです。後者が前進をする人です。

自分に関心をして自己を見つめたときに、外の世界を凌駕しなければ人生が後退してしまうという過酷な事実に気がつきます。自分に無関心で生きれば常識や社会のルールをこえる必要はなくなりますが、本当・本音が消滅します。

後退してしまうという悲しい事実は、本当の意味での「私」が消滅してしまうのです。

「私」という世界でたった一人しかいない存在からもたらされる、「うれしい・楽しい・悲しい・苦しい」という感情・価値観・考え方・欲求を見つめなければ人生は決して前進しません。

今の世界には「私」を消滅させている事実に気がつかず人生が後退しているにもかかわらず、誰かにとって都合の良いルールに無意識に従って、転落していく人が後を絶ちません。

自分から外にでる本当を動機とした行動でなければ人は幸せになれない。幸せは自分が感じるモノで他人から指示されて経験するモノではないという当たり前を意識することが本当に大切なのです。

自分の本当を失っている人は自己を喪失している的な言葉をかけられても感応しません。本当に自己を失ってしまったからです。ただ、このお話を少しでもチクっと感じてくれる人がいましたら、ぜひ、ご自分の本当・本音を心の奥から引っぱり出して頂きたいのです。

自分の本当の本音に気がついた人は外の世界からどんなに強い影響をあたえられても、真実をみいだして人生を前進させることができるからです。

 

カウンセラー本橋良太

☆お読み頂き誠にありがとうございます☆