【No13 大人から怒られたときの冷静さ。】
2019年9月6日(金)
親や学校の教師などに「あなたはダメ」などの言葉を聞いたら、誰でもショックを受けます。
ただ、どうか「存在を否定する言葉を発する大人」は「小人である」と心の奥で自信をもって頂きたいのです。
なぜなら「あなたはダメ」などの言葉を発する大人は「自分をダメな人間と評価している」だけに過ぎないからです。
たとえば「赤信号をわたったらダメ」は良いのです。死ぬからです。
しかし「赤信号をわたった、あなたはダメ」は間違っています。
存在の否定と過ちの批評は同じではありません。
誰であってもミスはするので、問題の指摘であればたいていの人は受けいれることができます。
しかし存在の否定は「問題を是正はできても自分はやめられない」ので、受けいれる必要がない言葉といえます。
「あなたはバカ」は存在の否定です。
「今回、あなたはいけない行動をした」は行動の批評です。
存在の否定ではありません。
未熟な大人は自分自身の劣等感から立場の弱い子どもにたいして「存在の否定」しか口にできない場合が多いのです。
本当は自分を否定しているだけなのです。しかし気づきません。気づいてしまうと力なき体だけ大人な自分を見つめる・反省する必要性に迫られるからです。
15歳。
「存在を否定」されたら、相手は自分を否定しているだけなんだと、心のなかに秘めてください。その冷静さは必ず将来の幸福へと結ばれていきます。お約束します。
カウンセラー本橋良太
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