【No414 優等生の退化。】
2019年9月3日(火)
世の中には普通の人と比べて非常に能力が高い人がいます。
このような人、先見の明があり直感力(思考の感)が鋭く、一つの問題にたいして要点を一瞬で判断することができます。
その結果、危険を未然に回避したり利益を拡大することが普通の人よりも容易にできるのです。
ただ大きな問題があります。
自分の未熟さを克服できる問題を逃げてしまうことです。
能力が高い人は誰よりも「自分の都合の悪いことが起きる危険」を早く察知します。
つまり誰よりも早く逃げれる感覚をもっているのです。
頭の回転が速いということは、今、やるべきこと・やってはいけないことが一瞬で判断できるということ。
能力が高い「だけ」の人は自分の「利」にならないことも一瞬で判断できて、逃げることができます。
ただ自分の弱さを逃げていると人は必ず退化します。
心の成熟は上がるか下がるかだけです。
現状維持はありません。
退化して幸福になった人は存在しません。
一方で能力は普通であっても自分の未熟さを克服できる問題にたいして、前向きに対処する人は無限に心は成熟していきます。
そもそも逃げれないので問題に直面する以外の選択肢がありません。
都合の悪い問題とは「自分の限界をこえた問題」です。
能力が高い「だけ」の人は「自分の限界をこえた問題」をさけます。
心が前向きで能力が普通の人は「自分の限界をこえた問題」に直面します。
この差は果てしなく大きいのです。
ですので、心を腐らずに生きていれば、あっという間に「今」能力が高い人は過去の人になるのです。
カウンセラー本橋良太
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