【No396 孤独の対処。】
2019年8月15日(木)
人が孤独を感じたとき、どうすれば良いのでしょうか?
道は二つに一つです。
つながっていたい相手にたいして表面だけ合わせて「心の苦しみをやりすごす」人生にするのか?
それとも自分独りでも、たくましく誠実に、ニコニコ笑って生きれる余裕をつくる人生にするのか?
前者は「常識のなかで死ぬ運命」が待っています。
後者は「常識の外で死ぬ運命」が待っています。
人間の幸せは必ず常識の外にあります。
常識とは全体主義の病気にかかった人がつくる「人間の人生はこんなもの」という幸せの限界ラインです。
この幸せ限界ラインをこえた先に人間の本当の幸福が存在しています。
常識をこえるためには自分を見つめる時間が必要です。
本当に仲が良いのか?疑問をうっすら感じている相手と関わっている時間など本来はないはずなのです。
自分に正直じゃないと自分が納得できる瞬間は一生やってきません。
だから孤独を抱きしめる。その姿勢が重要です。
孤独を受けいれて「生まれたときも独り、死ぬときも独り。人間は独りで生きれる存在なんだ」という心の姿勢は、自分が大切に想っている相手を本当の意味で大切にできる力を醸成します。
安易で表面的なつながりを求めるのは自分が相手にして欲しいから。相手に役立ちたい、魅力になりたい、守りたいなどの気持ちではありません。
またどんなに素敵な人がいても、愛しい人がいても、人間は「独りで生きる力」がなければ相手を守れないのです。
相手を守る力も感じていないのに、、相手とつながりたい。とても不自然な状態ですね。
孤独を感じているときは成長の機会を迎えている証拠です。
10年後、自分がどんなふうに笑っていたいのか?
自分がどんな感じで大切な人を守っていたいのか?
自分がどんな相手と真実の幸せを共有していたいのか?
それを決めるのは、自分しかいません。
それを決めて、考えて、苦悩して、苦悩した結果でた答えを行動して、そして失敗して、また挑戦して。
孤独を克服する方法はこれだけだと思うのです。
自分が本当に幸せになり独りで生きれる力をつくり、人として優しい。
そのような人と会いたくない人はいません。
独りでも幸せに生きれるから二人で大きな幸せを得られます。
独りだと苦しく仕方がない人は二人になっても満足できません。
孤独を感じたら、ぜひ、「自分を真剣に考える時間」をとって欲しいのです。
カウンセラー本橋良太
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