【No364 「愛しい絆のつくりかた」は自分から。】
2019年7月13日(土)
人間は愛しい人と愛しい絆を求めます。
絆はコミュニケーションの積みかさねにより結ばれていきます。
突然ですが、あなたは好きな人と愛しい絆をつくれていると思いますか?
厳しいことをいいますが、私は多くの日本人は好きな人と絆がつくられていない。もしくは絆が「つくられている気になっている」だけと考えているのです。
嫌な気持ちになったらごめんなさいね。
ただ、やはり「この人好きだな、この人しかあり得ない!この人ともっともっと深い関係になりたいな~」と感じる人がいるって、、本当に素敵なことですから、、。
真実の意味での、、愛しく感じる絆、つながり、欲しいですよね。
どうすれば得られのでしょうか?
最初にいいましたが、絆は「コミュニケーションの積みかさね」により得られます。
本気であれば誰でも絆はつくれます。
宗教とか占い師とかカウンセラーにドはまりするとか、特殊な技術とか表面的な「人を動かす、コントロールする系のくだらない本」はすべて不要です。それらはゴミにしかなりません。
すべてやめる・捨ててしまってくれて結構です。
あなたはできますか?
コミュニケーションの積みかさね。
ただ、もし、あなたが自分に劣等感を感じていれば、一時的にはできてもずっとは不可能でしょう。
なぜでしょうか?
それは、バカバカしいからです。
なぜバカらしいのか?
答えはとても簡単で、自分が嫌いだから、自分に価値を感じていないから、自分の感情と向きあうようなコミュニケーションを幼少期からしていないからです。
自分とコミュニケーションするほど、自分を評価していますか?ってことです。
他人とのコミュニケーションは自分の心をオープンにしないとできません。
つまり傷をつけられる恐れがあるのです。閉じていれば傷つきませんが。
傷つけられることもあるコミュニケーション、、劣等感を感じているのにずっとずっとできると思いますか?
愛ある絆が完成するまで。
自分がなにを感じているのか?本気で本当に真実の意味で知ろうとしないのに、自分以外の人間にたいして、相手がなにを感じて、なにを思っていて、なにをしたいと考えているのだろう?ってずっとずっとずっと、つき合えると思いますか?
人間は自分にできないことを「ずっと」は他人にはできないんですね。
自分を真剣に愛している程度でしか他人を愛せないんです。
自分がなにも才能がなくても、力もなくても、誰かの役立つ自分ではなくても生きているだけで十分なんだと感じて、自分の率直な気持ちと何度も何度も向きあうことが、本当の意味での自分とのコミュニケーションの積みかさね。
自分とコミュニケーションをして絆をつくっていないと、他人とも絆はつくれない。それは私がカウンセラーとして確信していることなんですね。
だから多くの人が自分に抱えている劣等感に気づかないで、自分とのコミュニケーション不足を意識しないで「誰からも愛されない・認められない」と「実は」苦しんでいるのです。
すぐ怒る人も、しょげる人も、悲しくなる人も、心配ばかりする人も、なにかに依存している人も「自分とコミュニケーションをしていない事実」に気づいていないんです。
自分ってなんだろう?自分ってなにがしたいの?自分はどうすれば幸せになれるのかな?「さっき、なんで、すごく悲しかったんだろう?腹がたったんだろう?うれしかったんだろう?」
自分に関心することが愛であり、コミュニケーション。
自分と忍耐強くコミュニケーションをしていると、他人とも忍耐強くコミュニケーションができます。
自分とコミュニケーションをずっとしていれば「心をオープンにしたけれど相手は受けとってくれなかった、、もう終わりだ、、。」って簡単には思わなくなります。
「心をオープンにしたけれど、相手は受けとってくれなかった。自分がなにか間違っていたのかな?次はもっと明るく声をかけてみよう、、次は自分から挨拶しにいこうかな、、。」と自然な形で成れるのです。
自分とコミュニケーションをする=自分に価値を感じているわけだから、自然と心強くなる。
心が強くなれば、相手と絆をつくろうと思ってアプローチをして、「あらら、傷つけられちゃった」という出来事があっても「次、次」と相手の懐にはいることを諦めません。
簡単につくれてしまう絆であれば100%偽物です。
「まだ信頼されていないんだな、、」と難しさを感じる絆が本物になる可能性100%。
絆は他人ではなく自分から。その意識がとても、とても重要なのです。
カウンセラー本橋良太
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