【No10 テストの点数を気にする未熟な親。】
2019年5月28日(火)
学校のテストの点数でご機嫌になったり不機嫌になっている時点で未熟な親です。
精神的に成熟しており「ものの考え」がしっかりしている親は学校のテストの点数など100%気にしません。
人間として優しくない間違ったことをしたら、叱る。親の叱責の責任はそれだけのはずです。
これは考えれば簡単なことです。
テストをされて根源的に喜ぶ存在はいない。
通信簿の1。もう少し。
大切なわが子に、なにを考えているのか不明な大人が勝手に「1」をつける。勝手に「もう少し」の評価。このシステムのほうが、完全に狂っています。
ただ、おかしいのに未熟な親はそのまま受けいれる。
たとえば親に親検定なるものがあり、落第点を突きつけられた、いかがでしょうか?
学校のテストの点数で上機嫌になったり不機嫌になるくらいの親であれば、憤慨するはずです。
しかし子どもには当然のようにテストの点数で存在の評価を図ります。
これがいかに狂っている世界なのか?はかり知れません。
人間の価値は自分をどれだけ真剣に愛するのか?
そして、自分を愛した分、どれだけ周りの人を真剣に愛するのか?で決まります。
学校の評価などゴミにも失礼なくらい不要なものなのです。
机に座って行う勉強が楽しい人は学べば良いのです。
それが苦手な人は、そうではない分野で学べば良いだけです。
おいしいものを食べるのも勉強になります。
おいしいのは理由があるからです。
まずいのも理由があるからです。
砂糖はなぜ甘いのか?
塩はなぜしょっぱいのか?
理由を探っていくことが勉強なのです。
精神的に成熟していない親は学校の点数を恐れます。
15歳。この問題を意識することは大切なのです。
自分の子どもを学校の点数で裁かないためです。親のように。
カウンセラー本橋良太
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