【No6 なぜ大切な人に大切にされないのか?】
2019年1月23日(水)
愛されずに育った人が人間関係を真剣に「良くしたい!」と感じたとき、まず一番の心理的な壁となるのが、自己評価・自己信頼の高さです。
「自分が自分をどう評価しているのか?」を無意識に無関心・無視した状態で、他人の自分にたいするネガティブな対応に悩んでも人間関係は改善できません。
コミュニケーションの本質(愛する・愛される成熟した絆の関係)は常に自分と深い密な関わりなくして得られるものではありません。
また「では、自分を信頼するためにはどうすれば良いのか?」という疑問があるかと思います。
大切な姿勢は「まず、自分はどうすれば自分を信頼できるのか?」を意識して考えて一定時点の結論をだすことです。
自分の結論が出ていない状態で人に相談しても、納得できる人はいません。
なぜなら改善策が提案されても自分の結論がなければ是正できる「自分の未熟な点・誤った点・向上できる点」に本人が気づいていないからです。
最高の提案でも「ふ~~ん、そうなんだ」で終わります。そして「もっと簡単で良い方法はないのか?」という心理になるのです。
本人が自分の問題に気づいていなければ世界で一番の良い提案が贈られても、受け取ることはできません。
point【人に「イラっ」としたら自分を世話しよう。】
カウンセラー本橋良太
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