【No4 ルールを守れば幸せになる。それは嘘です。】
2018年7月23日(月)
人の幸せは常識の外にあります。
つまり常識では幸せになれないということです。
もっと厳しくいえば常識だけの人生は不幸になるのです。
それは常識を頑なに守っている「正しい人」の表情をみれば、感じられるはずです。とくに常識を頑なに守ってきたご年配の方の表情をみて頂きたいのです。
ルールを守ることのメリットは嫌われないだけです。
人間は嫌われないだけの人生で満足することはありません。
嫌われないとは「他者関心」であって「自己関心」ではないのです。
本来、人に嫌われる・好かれるの問題はどうでも良いはずです。
なぜなら他人の表面的な評価は、なにかの拍子に一瞬で変化するものと人は心の奥では気づいているからです。
変なたとえですがスカートめくり。
スカートめくりはルール違反です。本来は絶対にやってはいけないことです。
しかし男子からスカートをまったくめくられない、相手にされない女の子は、本当にうれしいのでしょうか?もちろん、めくられる女子は大迷惑だと思いますが。
スカートを頑なにめくらない男子を「ルールを守って偉い」と評価する女子だけしかこの世界には存在しないのでしょうか?
ここに人間ならではの難しく面白い問題があります。
ルールを守れば嫌われないかもしれません。
しかしルールを守っているからといって、幸せになれるわけでもないのです。世の中には「ルールを飛びこえた、そのアクションをずっと待っていたんだ」という人が必ずいるからです。
頑なにルールを守れば魅力的に評価されると考えている人が人間関係で火傷をします。世の中にはルールを飛びこえても魅力的に判断される人がたくさんいるのです。
この矛盾を受けいれる人が人間に強い人です。
【ルールを守らない人を許せなくなるのが一番の問題】
大切な人のためにルールの外を見ながらも関心しながらも勉強しながらも、ルールを守る人を尊重して生きる人が幸せになる人です。
自分のためだけにルールの外を見て、ルールを守る人をバカにしたり非難したりする人は論外。ただのドロップアウトです。
しかしルールを守れば嫌われなかったり、変に思われなかったりする理由だけで頑なに常識に縛られる人も、結局は自分のことだけを考えていきている事実に気がついていないだけ。
ですので、社会に変に思われても非難されても恐れずキスをプレゼント。
誰かのためにルールの外を見ることで、人は幸せの真実に気づけるからです。その本当の幸せを得ると表面の嫌われる・好かれるは意味がないと体感できます。
終末医療に携わるお医者さんが「人間が人生で一番後悔することはなにか?」と聞かれたとき、答えたことは「本音で生きなかったこと」でした。ルールのなかに人間の「本音」は見つかりません。
point【愛をもって常識を「今」からこえよう!】
最後までお読み頂き誠にありがとうございました。
本橋良太
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