メンタルケア 心の119番

心にかかわるすべてのことを

15歳から考える家問題【No2 親がずるい!と思った気持ちをどうするのか?】

この記事をシェアする

f:id:shanti2003:20180705191636j:plain

数あるサイトのなかからご覧を頂き誠にありがとうございます。カウンセラーの本橋良太です。

 

本日も各地で大雨が凄いことになっておりますが、皆様の地域は本当に大丈夫ですか?自然のエネルギーはとき人智をこえますので、どうかご関心のほどお願いいたします。

 

今回も以前、書かせて頂きました「15歳から考える家問題」に改筆を加えアップさせて頂きました。家問題で苦しむ若い人に少しでもお役に立てれば幸いでございます。

 

また、はじめて「15歳から考える家問題」をご覧頂きました方はぜひ、こちら「No1 親を好きになれない気持ちをどうすれば良いのか?」の記事をご笑覧頂いたのち、読み進めて頂ければ幸いでございます。

 

shanti2003.hatenablog.com

 

≪No2 親がずるい!と思った気持ちをどうするのか?≫

2018年7月6日(金)

 

ずるさとは、欲求の大きさと義務の大きさのバランスが合わないことです。

たとえば、1,000円の物を欲しがり支払う必要性をしっかり認識しながらも、100円しか払わないで手に入れた人が【ずるい人】です。

 

金銭や物のやりとりでの「ずるさ」はとてもわかりやすいのですが、目には見えない「精神性のずるさ」はわかりにくいのです。未熟な親は心のずるさをよく行います。

 

親が子どもにアレコレと要求しているにもかかわらず、いざ自分の責任を求められると逃げてしまう。

 

子どもはとてもやりきれない思いになります。

なぜなら、愛を裏切られたからです。

 

それでは親のずるさを感じた気持ちをどうすれば良いのでしょうか?

 

それは【親がずるく生きる人間性】【自分の人間性は100%関係ない】ということに気づくことです。 

 

親は親。子どもは子ども。別の人格なのです。

 

権利を得たにもかかわらず義務・責任を果たさず生きる人は、その時は逃げられ安心を得ても、後で必ず大きな問題が返ってきます。借金と同じ原理なのです。

100万円を借りて(権利)返さなければ(義務を放棄:ずるい状態)利息はふくれあがっていき、返済額は大きくなります。

 

精神性のずるさを続けて、義務を放棄すると借金の利息のようには目で確認できませんが、必ず人生の大きなトラブルとして返ってくるのです。

 

親の不誠実さは、親自身が解決しなければならないこと。

 

もし親のずるさを感じたなら「自分は決して、ずるく生きない!」と決めることです。

 

ただ愛している親が人間性の低い心や行いをしていたら、とても苦しいですよね。しかし、もう一つ違った観点からみれば、親のずるさを悲しむ人の気持ちが理解できるようになったはず。

 

人の気持ちがわかる人は人間で成功できるのです。

 

「自分はずるく生きない、他人にもずるさの悲しみをあたえない」と決めるだけで、未来は必ず明るい方向へすすみます。

 

point【親のずるさの損を今から見抜こう!】

最後までお読み頂き誠にありがとうございました。

カウンセラー本橋良太