こんにちは、カウンセラーの本橋良太です。相模原は台風の影響なのか、風が凄いです!皆様の地域は大丈夫ですか?
数あるサイトのなかからご覧頂き誠にありがとうございます。今日の「家庭崩壊の対処法」は少し、親御さんにとって厳しい意見と思いますが、とても大切な意識ですので、ぜひご笑覧を頂ければ幸いでございます。
≪No2 子どもの心に土足で侵入する親たち≫
2018年7月5日(木)
子どもだからという理由で「心のノック」をしないで、コミュニケーションをする親がいます。未熟な親です。
超著名なカウンセラーである富田富士也先生もおっしゃておりますが「人は心にふれる前にタッチされたくない生き物」
「心のノック」はシンプルにいうと関心です。関心は愛です。
今、子どもが「どんな気持ちで」・「どんなことを考えていて」・「どんなことをしたくて」・「どんなことをしたくないのか」に関心してコミュニケーションをする親が小人ではなく大人です。
子どもに関心していない状態で、土足で子どもの心に侵入する大人は深刻なアダルトチルドレンを患っています。
たとえばですが、言葉数が少ない子どもに力いっぱい関心しても「本音」なかなか見えません。しかし重要な点は子どもという存在の尊重なのです。
子どもの「本当の気持ち」を知ることも大切ですが、それよりも前に「お父さん・お母さんはあなたの存在を尊重します」というメッセージを送ることが重要なのです。
このお話は表面的なテクニックとして考えると痛い目にあいます。つまり深い心意気が大切なんですね。
子どもでも大人として対応しなければならないということです。いえ、もう少しいうと一人の偉大な魂である存在として考えて欲しいのです。実際にそうだからです。子どもも親も動物も虫も植物もすべて偉大な存在ですよね。
前回お話させて頂きましたが、「お父さん・お母さんはあなたを尊重しているよ」という言葉は文字になる「知」です。大切なことは「お父さん・お母さんはあなたを尊重しているよ」という「感」が子どもに確かに伝わることなんです。
愛されている事実よりも愛されているという「感」じ。
大切にされている目に見える事実よりも、本当に大事にされている「感」じ。
大人として対応している事実よりも、偉大な魂として対応されている「感」じ。
子どもは存在の尊重と確かな愛されている「感」を求めています。
お父さん、お母さん、子どもだからといって土足で心に侵入してはいませんか?
「心のノック」を事前に行っていますか?
また事前に「心のノック」をしたからといっても、親のコミュニケーションに子どもが集中力を切らしていたら、去り際を心得ないといけない問題もあります。
たとえばです、お母さんがスーパーの買い物中に知らない人からカゴを見られて、「今日、お宅はすき焼きでしょ!!」といわれたら、いかがでしょうか?「え、?なにこの人??」と思いませんか?
この人は「心のノック」をするまえに、コミュニケーションを試みた人です。
子どもは「心のノック」をしない大人を尊敬しません。それは子ども扱いをしている未熟な大人だからです。大人な大人は、子どもを大人として対応するのです。
ぜひ、子どもにたいして「心のノック」を「心がけて」ください。きっと微笑ましい風が親子関係の間をぬけていきますよ。
point【子どもは偉大な魂として接しよう。親のためにも。】
最後までお読み頂き誠にありがとうございました。
カウンセラー本橋良太