私たち夫婦円満の秘訣
夫:勉強をやめる
嫁:美を追求しない
お互い:老ける・太る・だらしなくなる・運気を下げる
これがだいたいのお約束なんですが、最後に「ダサい生き方をするようになったら離婚だよ。そして、次の新しい配偶者を探す」なんです。
裏を返せば「いつまでも魅力的でいてね」ということ。
日本の風潮は、結婚生活が長くなるにつれて夫婦間は空気のような存在、もしくは、「愛がなくて情だけで一緒にいる」と言わないと変に思われる(主に奥様側)。
だから、私がパート先で「夫が大好き」と言うと、驚かれる・引かれる、毒舌の
人だど「え~、きもい~(笑)」と言う・・・。顔は笑ってるけど、やっぱりキモイと言われるとショックですね。
私の両親は不仲でした。
仕事だけは真面目に働く父でしたが、仕事以外はすべて母任せで、何か問題があるとヒョロヒョロっと母の後ろに逃げてしまい、自分よりも弱い存在には偉そうにしていたので、私が小学校高学年ぐらいには母は父に対しての愛想を尽かせていたのだと思います。
あからさまな態度な母に無関心な父は、母にべったり甘える姿をみて「なんだこの夫婦!?」と思っていました。
一度だけ母に「なんで父と離婚しないの?」と聞いたことがあります。
母は、「浮気しないし・・・、ギャンブルもしないし・・・、真面目に働いてくれるし・・・、あんたたち子どもたちを一人親にするわけにもいかないし・・・。」
という感じの答えが返ってきました。
これって、典型的な毒親の特徴なんですよね。最終的に「子どものため」と、子どもがいるから別れられないと責任転換してるのです。
これを言われた子どもは、自分のせいで嫌いな相手と離婚できないでいるんだ・・・。と劣等感を抱きます。
その環境の中で育った子どもは、将来自分自身も愛想が尽きてしまった相手でも離婚することができないで苦しんでしまうのです。
こういった親は毒性が強いタイプが多いのですが、一般的にどこの家庭も仲良し夫婦の元で育ってきた人の方が少ないようなので、結婚後は徐々に恋愛感情はなくなるものと親から教わってきているのです。
私は、「そんな夫婦になりたくない!!」と頑なに思っていたので、何とかしたかったのですが、劣等感が激しくて自分の想いを夫に伝えることができませんでしたが、運よく夫も毒親育ちなため「自分の家庭は幸せにするぞ」と決意があったので、現在では仲良し夫婦になりました。
但し、結婚前のラブラブ感は全くないです!!
私はラブラブしたい派なのですが夫はそうではないので、嫌がられない程度にくっつきますが。
相手の不得意や欠点を指摘し合うのではなく、助け合うように努力をしています。
誰しも弱点はありますから。むしろ、弱点のない人など見たことがありません。
私の不得意なことは夫が得意で、夫の不得意なことは私が得意なので、考え方も全く違います。そこを性格の不一致と安易にとらえず、「そういう考え方もあるのか~」と前向きにとらえたり、「そういった考え方はよくないよ」とサポートし合ったりしています。
全く違った環境で育った者同士が、一つ屋根の下で暮らすには試練ばかりです。忍耐をもって家庭を作り上げて行くことで、幸せな家庭が築きあがるのです。
結婚できたら幸せになれるは幻想。
覚悟して結婚して、ひたすら忍耐して、夫婦で尊重し合って幸せをつくりあげて行くのです。気がついたら、周りの人から驚かれるような仲良し夫婦になっています。
幸せは自然とやってきません。自分の力でつかみ取り育てていくのです。
そういった両親のもとでそたっだ子どもは、自然と努力をして幸せをつかみ取ることができるようになるはず・・・。
これはまだ未経験、息子:現在(2018年) 中学3なので、そのことを信じて子育て中です。
そして最後に、見た目にも気をつかう。
結婚は関係なく付き合いが長くなると、次第に見た目を気にしない男女がいますが、これって良くないことなんですよね。
緊張感を持ったままでいるのは苦しいです。
ですが、緊張感が全くない状態を続けると魅力がなくなってきます。
魅力がなくなれば、別の魅力的な人に目移りしてしまうのは人の性だと思います。
だからといって、浮気・不倫を推奨するわけではありません。浮気や不倫はだめですよ!!
リラックスしながらも、緊張感を最低限もつことが夫婦円満の秘訣だと思います。
相手が引くほどだらしない姿を見せ続けたら、愛想つかされるのは当然ですから。
だから私たちはあえて、「魅力がなくなったら離婚」と刺激し合っています。
努力するって、正直大変ですからね。
本橋秀子
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