もっちーです
日本の学校教育は「不得意な教科は克服しましょう」と教わりますよね。
私が子どもの頃はそうでしたし、息子の中学校での3者面談でも言われます。
私は「得意な分野を伸ばしていってほしい」と伝えると、大体が苦笑いされる・・・。
私は、長いこと接客業をしてきたので人と関わることが非常に多く、その中で分析すると完璧な人間は見たことがありません。
得意不得意、長所短所、必ず持ちあわせています。
不得意なことがあって良いじゃないか
と思うのです。
将来どうやって生きていくのかを学ぶ大事な時期に、「学校で不得意な教科は克服しなさい」と洗脳される。
学問だから克服できた方が良いに越したことはありませんが、無理やり克服させようとすると、子どもは親から自立したときに「克服しなければならない」が植え付けれられているので、向いていない職業でも頑張ってしまうのです。
最近では『過労死・自殺』が問題視されていますが、実は学校教育からの洗脳も影響していると私は考えています。
私自身も、危うく『過労自殺』する一歩手前まで追い詰められましたから・・・。
私の場合は、学校より母親の洗脳の方が強かったですし、実際に自殺を考えてばかりの頃は美容師をしており、大学に行かなかった私の生きる道は「将来、自分のお店を持つべきだから、そのまま頑張りなさい」と疲れ果てていても、「頑張れ、頑張れ」と辞めることを認めてくれなかったので、「頑張るのに疲れ切っても休めないなら、死ぬしかないか・・・。」と思うのは当然のことだと思います。
本当に、苦しかった。
そして、最近の子どもたちは見ていて本当に大変だと思う
町田さんの母校だ!
— うり🕊💪 (@mugitororo3) May 11, 2018
まっちーも重たい荷物かついでたんだねー^^;
学校が動いた!中学生の「カバン重い」動画(日本テレビ系(NNN)) - Yahoo!ニュース https://t.co/4j7QpkUqzX @YahooNewsTopics
息子は手荷物はないけど、全部を大きなリュックに入れて「よっっこいしょっ!!」て感じに背負う。
ベランダから見かける登校中の女の子はリュックは小さめだけど、お弁当とかジャージとかは手荷物にしてる感じ。
男の子はだいたいが大きなリュック一つで、まるで登山者のように前かがみで歩いている。重いんだね・・・。
こんな状態で毎日学校に通い、勉強が遅れるとついていけなくなるから風邪気味でも薬を飲んで無理やり登校し、部活をして、帰宅後はゆっくりする間もなく塾通い。
こんな生活させていたら、当然、社会人になっても無理やり頑張っちゃいます。
そうやって生きてきたから、その生き方しか知らないのです。
なので、真面目に親や周りの大人の言うことを素直に聞いてきちゃった子どもほど、『過労自殺』の危険性が高いのでしょうね。
学問はできた方が良いと思いますが、どんなに頑張っても無理なものはあります。それを、子どものうちから教えてあげることの方が大切。
人は生まれ持った才能が誰にでもあるわけですし、得意な分野の職業を選ばなければ、時間的にも体力的にも苦しくない場所でも辛いですし、つまらないはずです。
逆に、得意な分野の職業をちゃんと選べば、重労働だったとしても、結構楽しく頑張れるものです。
「学校は休まず行くべき!! 大人になってからの仕事には関係ない」と思う方は大勢いらっしゃると思いますが、子どもの頃に生き方も自然と学んでいくので、大きく影響してしまうと私は考えています。
「頑張れ頑張れ」「無理してでも克服しなさい」だと、将来悲しい結末を迎えてしまうかもしれません。
「辛いとき、苦しいときは、休んで良いんだよ」と教えてあげてください。
「ここまで頑張ってできないなら、しょうがないね。」と無理しないことを教えてあげてください。
子どものためにも、自分自身のためにも
本橋 秀子
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