毒親は都合の良いことは受けいれ、都合の悪いことは支配している子どもに背負わせます。
それが【毒親の正体】です。
人生には弱点を克服しなければ生きられない現実があります。
本来であれば、その現実を自力、もしくは、ギブアンドテイクの精神で協力者にお願いして乗りこえる必要があります。
しかし、毒親は子どもに強い劣等感をあたえて支配し、抵抗されない状態をつくり弱点を背負わせるのです。
もちろん、その親子関係においてギブアンドテイクは存在しません。
毒親の心理からすれば、衣食住を提供したぶん子どもからリターンがあるのは当然なのです。
もしくは、きちんと衣食住をあたえていなくても、「親だから」などの理由で背負わせる親もいるでしょう。
親が自分の意思で子どもを生んでいる以上、大人になるまで衣食住を提供するのは義務です。
親には、子どもを生まない選択もできたからです。
子どもは変に気をつかう必要などありません。見返りを求める行為は愛がない証拠。
人は自分の人生だけしか背負えないようにできています。誰であっても同じです。
たった一度の人生の主人公は【私】だけです。そして人生には必ず課題が存在しています。
その課題を【克服するのか?】【逃げるのか?】は本人が決めること。
しかし、人生の課題を誰かに背負わせることだけは、絶対に許されないルールです。
そして、そのルールを無視する存在が毒親です。
親自身の問題を子どもが背負うと、幸せに生きるためのエネルギーが必ずマイナスになります。
毒親とは自分で克服しなければならない課題をなんとか逃れようと、誰かに背負わせようと生きる人です。
人には自分の課題を克服すると、さらに幸せになれる【お宝】がやってきます。
しかし二重に背負ってしまうと自分の課題が乗りこえられません。
すると自分の人生がダメになるだけではなく、今度は誰かに課題を背負わせたい欲求まで生まれてくるのです。
これが不幸になる原因です。
親の課題は親の物です。絶対に背負ってはいけません。
毒親の課題は自分でなんとかさせる、それが愛ある人といえます。
カウンセラー 本橋良太
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