すべての物事において期待は危険な心理です。
とくに毒親へ期待すると、裏切られる恐れがあります。
毒親は必ず見返りを求めるからです。
見返りは愛ではありません。ただの交換作業です。
子どもは親から愛されている実感がほしくて、期待します。
大切なことは期待から希望へメンタルを変える作業と、希望を親から自分に向ける生き方です。
期待は『ワクワク』するので、人情的にはほしい感情です。
しかし期待には自分の行動責任がふくまれていません。 希望には自分の行動責任がふくまれているので、現実化の可能性が高いのです。
そして毒親には希望がもてないので、自分の未来に幸せを求める必要があります。
毒親は、【自分の存在】と【自分の未来】に強い恐れを抱いています。
どんなに子どもが愛されたい一心で期待を投げかけても、反発されるのがオチです。
負の状況を打破するためには、期待を希望にかえて自分の人生に集中する姿勢が重要なのです。
自己責任は毒親から存在を否定されつづけた人にとって、重く苦しい問題です。
しかし自己責任がないと、どんなことも楽しくなくなります。自分に身につくことがないからです。
難しいことではなく、簡単なことから自己責任で行動すると誰にも期待せず、自己愛を深めながら人生を歩めるのです。
カウンセラー 本橋良太
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