心と家庭のコンサルタント
カウンセラー 本橋良太です
実際に家庭の猛毒に苦しんでいる方に向けて、『自分らしく生きるためのエッセンス』
毒親から愛されなかった原因や責任を、子どもであるあなたが背負ってはいけません。
子どもを愛せないのは100%親の問題だからです。
子どもは親にたいして純粋な気持ちをもっているため、愛されなかった原因を自分のなかに探します。しかし本当の理由は決して見つからず、それでも探しつづけ最後は自分を責めようになるのです。
「お母さん・お父さんが私をきらいなのは私に問題があるんだ、私がいけないんだ」と。
責める気持ちは自分を尊重する心理である、自己肯定感を奪います。自己肯定感がゼロになったとき、人は生きる希望もなくなるのです。
親から愛されなかった責任が、子どもには100%ないのにもかかわらず、責めつづけていれば幸せな人生は不可能といえます。この世界では、自分の存在に罪悪感をもって幸福になった人はいません。
親は、子どもが満足するまで愛を注ぎつづける義務があります。なぜなら愛された経験がなければ、厳しい社会で子どもは生きられないからです。子どもを産むという行為は、一人でも生きられる力を親は最後までサポートする義務を負った意味になります。
自分の意思で子どもを産んだのに、愛さないのは魂の犯罪です。
しかし親は子どもとちがい自由の幅が大きいため、愛することも、愛さないこともできる。子どもは親のような自由はなく、ひたすら無垢(むく)に愛を求めることしかできません。
親の愛を待つしかできない子どもに、愛されない責任があるわけがないのです。
親から愛されなかった責任をすべて捨てられたとき、心のゆとりが生まれます。ゆとりから前向きに生きるためのエネルギーが増幅し、本当の幸せにむけて人生がひらかれていくのです。
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