本橋良太です
哲学シリーズ 毒がなくなればあとは愛しか残らない
毒親の代表例といえる、教育ママ・教育パパ
その教育ママ・パパは、子どもにパワー志向を推奨・強制して育てます。
どんなに才能・知識・肩書きなど、社会に受けいれられやすい力をもっていても、人間関係を円滑にさせるコミュニケーションや人の気持ちを受けいれる器、情緒を理解する力がなければ、決して至福を感じる人には育ちません。
教育的な毒親は、人と人との心のきずなよりも「誰よりも上の存在になるように」というパワー志向の価値観を優先させて生きています。
そのような環境で育てられた子どもも、力さえあればまわりから大事にされると信じて懸命に努力して生きるのです。
しかし、人の気持ちを自分のことのように感じられない人を魅力的に想う存在は世界中どこを探してもいません。そのため、力や肩書きをもってはいるけれど、なぜか分断・孤立を感じ人生に困惑する大人が大勢存在しているのです。
家庭環境においても、相手の立場や気持ちを尊重する姿勢がなによりも調和にとって重要ですが、パワー志向である親が存在していれば家庭の調和は難しいでしょう。
そして、気づかいや情緒の交流をないがしろにした問題は、必ず毒親に跳ね返ってきます。
社会で成功して欲しい目的で子どもに才能や知識だけを磨かせても、心がなければただのロボットと同じです。
そして、「力さえもっていれば・・・」と育てられた子どもが、年老いて力が衰えた親を大切にできるのか?
深く考えなくても答えはでるはずです。
一所懸命粉骨して育てたけれど、結局は何一つ人間的愛情が芽生えていなかったという深刻な将来を向かえないためにも、『今』を改める必要があるといえます。
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