本橋良太です
哲学シリーズ 家庭問題 主に親子や夫婦の関係について、簡潔にまとめました
家庭はモノではありませんので、意識的に成長・成熟を求める行動をしなければ将来的に不調和になってしまいます。
しかし驚くほどたくさんの親が衣食住さえ整っていれば、勝手に家庭が成長して安らぎのある場所になってくれると勘違いしています。
この種の心理は願望であり妄想の類です。
人を一人育てるのが大変難しいように家庭を盤石な場所として成長・成熟させるのも、困難を極める道といえます。
しかし、家庭に無関心でいればやさしくない結果が待っているのです。「真実の意味」では孤立という結果です。
孤立に耐えられる人はいません。
その寂しさからお酒に手を出したり、薬に手を出したりと少しでも孤立を感じたくないために代替行動を人はとるのです。
孤立したくないなら、家庭を調和させるしかありません。最初は自分の欲求だけでも良いです。「あなたが必要です」という想いを家族から感じることができれば、少しずつ利他の気持ちがあらわれるからです。
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