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精神問題の哲学 2 【なぜ、変わりたいのに変われないのか?】

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本橋良太です
哲学シリーズ メンタル・人間関係・アダルトチルドレンなどの問題をまとめました

 


悶絶するくらい現在の自分がイヤで変わりたいのに、変化を促してもあっという間に元に戻ってしまう人がいます。

何度も何度も挑戦して、新しい自分を求めても失敗するのであれば、諦めたくなるのは当然です。

 

しかし、変われる方法が存在しているのは確かな事実なのです。

 

そのなかの一つ。変わるためには『自分が変わったことを「誠実に喜んでくれる」愛しい存在』がなによりも大切になります。

なぜなら一人だけの気持ちは『我に返る』傾向がありますが、愛しい人に見せたい前向きな変化は『利他』の気持ちが働くため、成功率がグンと上がるからです。

恋人、友だち、ペット、大事に育ている植物でもOK、対象が『愛おしい』存在であれば人以外でもかまわないのです。「 自分が変わった姿を見てもらいたい」という強い動機は、現実性を必ず高めます。

 

人は、一人だけで変わっても大して幸せになれないことを知っているから、持続できないのです。愛しい存在に見せたいという変化なら幸せになれると知っているので、ずっと諦めないで継続ができるのです。

 

ただし、愛しい存在は自分自身を本気で愛そうとしなければ、目の前にあらわれては来ません。

まずは自己愛からが、スタート地点になります。

 

 

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