本橋良太です
哲学シリーズ 家庭問題 主に親子や夫婦の関係について、簡潔にまとめました
人と人との密なコミュニケーションは、自分のありのままの器量・成熟度が試される機会です。
そして、家庭では当然、人間同士が激しくぶつかりあうコミニケーションの、最たる場所です。「神のまえで、一人で、そして裸でたつ」という言葉に近い覚悟が、家庭には求められます。
つまり上辺だけのコミニケーションで、表面上だけの幸せな家庭を成立させようと思っている人が、崩壊に気づかない親であり、ある種、血なまぐさい密な人間同士のぶつかりあいを覚悟した人が、崩壊に気づく親といえるのです。
しかし、ほとんどの親はこのような覚悟を求められても、家庭の『今』に問題がなければ耳を貸さないでしょう。 ココが一番のポイントなのです。密なコミニケーションに明日も明後日もないのです。
ある程度、お金がまわり、社会的に問題とされることが起こらなければ、簡単に家庭は壊れません。しかし、密なコミニケーションがなければ、ゆっくりと確実に家庭は崩壊の道をすすんでいるものなのです。
『今』から少しでも覚悟をもち、気づこうとする努力が、将来の家庭を調和に導くのです。
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