本橋良太です
哲学シリーズ 家庭問題 主に親子や夫婦の関係について、簡潔にまとめました
男性は真っすぐな性格(悪くいうと単純)をしている人が多いため、表面上の言葉をそのまま聞きいれます。そのため、奥さんの「ありがとう」という言葉に、旦那さんは「感謝しているんだ~」とシンプルに判断してしまいます。
しかし、女性は怒りの気持ちをこめたまま、「ありがとう」ということができるのです。
「もっと私にかまって欲しい!」という気持ちをもちながらも、「満足しているわ」ともいえてしまいます。
つまり、自分の繊細な気持ちを、シンプルな言葉のなかに込めることができるのです。
嫌われてしまう旦那さんは、内心では激怒している奥さんの表面上の言葉をそのまま受けとり、判断を誤り信用を失っているのです。
ではどうするのか?
奥さんの言葉だけ聞くのではなく、顔の表情、目の表情、体が緊張していないのか?(ネガティブな感情は体を固くさせる)、雰囲気はどうか? などなど。
奥さんの繊細な感情に関心をもち、判断することが大切です。
どうしても男性は、女性よりも感受性が鈍いため、女性の微細な感情の動きをとらえることが不得意です。
懸命に奥さんの感情に関心をもち、そして感じていると「ありがとう」といった言葉の裏に、実は昨日のささいなケンカを引きずっていて「まだ怒っているな」などが、すぐにわかるようになります。
夫婦円満な家庭は、子どもの心も健やかに育つようになります。奥様の言葉の裏側に、ぜひ関心をもってみください。
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