本橋良太です
哲学シリーズ 家庭問題 主に親子や夫婦の関係について、簡潔にまとめました
~なぜ親は、世間の評価を子どもにもちだすのか?~
親が子どもの粗相にたいして「皆に聞いてごらん、お母さん(お父さん)の方が正しいと言うから」的な発言をすることがよくあります。
なぜ、親は世間の評価をつかって、子どもを裁こうとするのでしょうか?
それは、弱いからです。
それは、自分に自信がないからです。
無責任な世間の評価を盾にして、子どもを裁くという愚かな言葉を発するのです。
これは、 2重の重罪といえます。
なぜなら、子どもの存在にたいして、背を向けた状態でコントロールしたいという欲望を、自分の責任ではなく他人の責任において叱責をしたからです。
無責任な状態で、他人をつかってでも「思い通りにしたい」という姿勢が、大問題なのです。
そして、叱責を「自分」から「他人」という基軸で行ったとき、すべての存在から信用を失うという恐れがない親が、家庭を不調和にしていくのです。
子どもはとても純粋なため、親の意図をくみ取ることはできません。しかし、そういった親が無責任な人間であるという事実は、必ず伝わります。
絶対にやめなくてはなりません。
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