本橋良太です
哲学シリーズ 家庭問題 主に親子や夫婦の関係について、簡潔にまとめました
~家庭の不幸を親がどう定義するのか?~
家庭の不幸の定義は
「家族間で心の交流や、絆が失われること」以外ありません。
こういったことは、「悲しいこと」「不運なこと」です
- 家庭のお金がなくなる(借金が増える)
- 夫がリストラされる
- 家がなくなる
- 交通事故にあう
- ガンになる
- 家族の誰かが亡くなる
辛く苦しい出来事ですが、これは不幸なことではないのです。
しかし、多くの親が表面上の悲しみを「家庭の不幸」ととらえています。
なにを不幸と判断するかは個人の自由です。
しかし、「家庭にとっての不幸は、交流がなくなったり、絆が失われたときだけ」という定義を親が強く覚悟したらのなら、その家庭はどんな悲しみの状況からでも乗り越え、また幸福な家庭を築き上げることができるのです。
逆に、その覚悟はないけれども、豪邸・高級家具・高級車や高級なブランド品をたくさんもっている。
世間的に豊かだと判断される物をたくさん所有していても、将来不幸になる家庭だといえます。
既に、家族との絆がない状態を気づいているか、いないかは別にして、家という建物はあっても心の交流がなければ、家庭内部はすでに崩壊しているのです。
家庭の本当の不幸は、家族間の交流・絆がないこと。
子どもの将来を心配して、学問ばかりに集中する前に
老後が心配だからと、バリバリ働く前に
今一度、家族との絆を深める努力をする必要があります。
将来、予定していた通りに行かなかったとしても、家族との絆があれば幸福な家庭になっています。