子どもの問題行動のなかにある隠れた、子どもからのSOSがある
子どもの、声にならない声を心聴することがの大前提です。
がしかし、世の中のご両親の大半は、目で見えることでしか子どもを評価せず、 潜在意識の問題まで関心できていない状況が多いはずです。
家庭の調和は、見えない本当の気持ちを共有し、わかりあうことでしか得られません。
大人は心では憎んでいても、表面では「ありがとう」「こんにちは」などが言える生き物。 このようなご両親が、真剣に子どもの偽らざる気持ちを受けいれる姿勢がなく、本音では邪魔あつかいをしながらも 上辺だけの接しかたでは、家庭は決して調和しません。 子どもも、いつかはこのような親に愛想をつかし、信頼をよせなくなるでしょう。
では、どうするのか?
常に誠実な心をもって「気にしている」ことです。
表面だけのお世話や、叱りごとを伝えるのではなく、 離れていても、そばにいても、ずっとずっと気にしている意識で、子どもや家族と生きるのです。
そして、子どもは親がいないと生きていけません。 なので、親の気をひくためであれば、なんでもします。
大体の子どもは、誠実な行いや人として大切なことをしていても、気にかけてもらえなかったので、次に 問題ある行動をとっていくのです。
たとえば、トイレ掃除を一回するよりもいたずらをしたときのほうが、親の気を引くことができたのならば、 子どもは一生懸命自分を見て欲しくて悪いことと理解しながら、無意識で問題行動を繰り返します。
すべては親から関心(愛)を求めて、子どもが無意識にしている行動なのです。
褒める、叱るは表面上のテクニック。 子どもが問題行動をしたり、良いことをしたら関心をむけるでは、ダメなのです。
一人の魂として、一人の大きな存在として、一人の愛しいわが子として、遠く離れていても、親から離れ自立した後も、常に「私はこの子を気にしている」と、高い意識で生きるのです。
そして、この高い意識で生きなければ、「真実の意味ではなにも解決することができない」と覚悟をもつことです。 自分がどんなことをしても、失敗しても成功しても気にしてくれる人が、この世界にはいてくれる。 このことが人を子どもを善たる方向へ導く土台になることは間違いありません。
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