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生き方・人間関係のヒトコト哲学 28【感情にふりまわされて、なかなか前に進まない人のための哲学】

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本橋良太です

哲学シリーズ 生き方や人間関係 を簡潔にまとめました

 

 

感情的になったとき、人の脳はストップします。

 

感情脳の後は、自分を守るだけの行動をとることしかできないのです。

 

つまり、自信にとっての大切な真実を見失う危険性があるということ。

たとえば、「バカ」といわれたとします。 「なんだって~!!」と怒ったら、あとは自分が相手にバカではないと主張・守るだけしかできません。

 

しかし、感情的にならず、 「なぜ、この人は私をバカといったのか?」と受け止めると、さまざまな真実に出会える可能性が高まるのです。

  • 自分の気づかないところで迷惑をかけていたかも
  • 本当は自分のことが好きで思いをわかってくれないという嫉妬かも
    (このケースでは、良いか悪いかは別にして、好かれているという事実に気づきます。)
  • ただ自分の心を傷つけるために、相手は言ったのかも
    (このケースだと判断できたら、相手にする必要もないという真実が見えてきますね。)

 

答えは千差万別ですが、感情的になってしまった瞬間、真実は自分の目の前から消えてしまうということです。 人の幸福や人生の充実は「問題」→「なぜ?」→「真実」で成立します。

しかし、感情的になり「問題」のみに激こうして、「なぜ」・「真実」まで進行しなければ、 いつまでたっても進まない人生になってしまう危険があるのです。

 

また、社交辞令や表面的なお世辞・挨拶よりも、ときに辛らつな言葉や心に刺さる言葉のほうが、 後々の人生に役立つエッセンスがふくまれているケースが多い。 厳しい言葉をいってくれる人は、実は自分の気づかない点を教えてくれる、有難い人という可能性もあります。

 

 

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